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太陽が怖い。皮膚が溶ける奇妙な病が蔓延するブラジルの村(閲覧注意)

2016.6.1 20:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 ブラジル、サンパウロのアララス地方のある村では、住民は太陽が出ている間、家の中に籠っていなくてはならない。奇妙な病気が蔓延しているためだ。

 この村の住人の7割、約4人に3人が色素性乾皮症(XP)にかかっている。この遺伝子疾患は、皮膚が紫外線のダメージを修復できなくしてしまうため、火傷のようになった皮膚がどんどん悪化して組織が崩れてしまうのだ。
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 この村はまるでゴーストタウンだ。住民のほとんどが、皮膚が紫外線のダメージを治すことができない色素性乾皮症(XP)に苦しんでいる。村人800人のうち600人がこの病気にかかっていて、そのうち20人は症状が深刻で、侵攻型の皮膚ガンになりやすくなっている。

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 ジャルディンの顔は、病気のせいで崩れていて、片目しか残っていない。瞼を閉じることができないため、寝るときは、目に覆いをつけなくてはならない。「外に出かけると、太陽にじりじり焼かれる気がする。朝起きたら、小さなしみができていて、それが数日でみるみると大きくなった。恐ろしい病だ」とジャルディンは言う。

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 このインタビューの後、ジャルディンの容体は悪化し、残念なことに亡くなった。ジャルディンの親戚も、やはりこの病気で亡くなっており、きょうだいたちも罹患している。

 酪農家のデイドも、この不治の病で顔のほとんどが崩れている。手術を受けて、口蓋や右の顎骨を取り除き、人工器具がなければしゃべることもできないという。

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デイドと店の経営者グレイス・マチャド。

 XPの治療法はないため、医者は村人に太陽を避けるようにアドバイスするしかない。

 店を経営しているグレイス・マチャドは、この伝染病の原因はなにか知りたがっている。店にやってくる客の多くがこの病気にかかっているからだ。「どうして顔があんなに崩れてしまうのか、さっぱりわからない。原因は性病だと言う人もいれば、神の罰だという人もいる」とマチャドは語る。この病気が地元の新聞や全国メディアに取り上げられるようになって、この事態を見過ごすことができなくなったのだ。

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 サンパウロに住む遺伝生物学者カルロス・メンク博士は、なぜこの村にだけこんなに患者が多いのか疑問に思い、現地で遺伝子変異を突き止めようとした。最近まで、この病は伝染病だと思われていたのだが、そうではなく、遺伝性疾患であることがわかったのだ。

 全村民を調べて、800人中600人が色素性乾皮症(XP)の劣性遺伝子を持っていることがわかった。その起源は、ポルトガル人開拓者の3つの家系にさかのぼることができるという。

 皮膚病学者によると、アララス地域では近親結婚が多いため、劣性遺伝子をもっている人が集中していて、この遺伝子が優位になり発病するのだという。残念ながら治療法はなく、医者は人々に太陽を避けて昼は屋内にいるようアドバイスするしかない。すぐには治療することはできないにしても、20年か30年先の将来には治療法が見つかることを祈っているという。


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via:dailymail・原文翻訳:konohazuku

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