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実話を元に作られた、10のショッキングな映画

2016.6.3 20:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 怖い映画を見る時は、「大丈夫、これは所詮映画だ。フィクションフィクションっと。」と自分に言い聞かせている人も多いかと思う。

 大体の場合はそうなのだが、実話をもとにして作られた映画の場合、その怖い出来事を実際に体験している人がいるのだ。事実は小説よりも奇なり。ということで、ここでは、海外サイトがまとめた、実話をもとに、あるいは実話にインスパイアされて作られたショッキングな10本の映画を見ていくことにしよう。
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10.チェンジリング(2008年)



 1928年のことである。アンジェリーナ・ジョリー演じるシングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳になる息子のウォルターが失踪したことで警察に捜索願いを出していた。5ヶ月後、警察から息子が見つかったと連絡を受けるが、この子は自分の子ではないと彼女は断言する。

 信じがたいことだが、それは本当だった。人探しが面倒になった警察が早く問題を解決したいがために、彼女の息子を適当にでっちあげたのである。そして警察は過ちを認めず、むしろ彼女が錯乱状態であるとして、精神病棟に無理やり収容したのである。そしてクリスティンは、牧師らと共に、警察と戦う覚悟を決める。

 失踪した息子ウォルターは、子供20人にも及ぶ誘拐殺人犯であるゴートン・ノースコットの事件に巻き込まれていた。のである。この映画では、クリスティンが経験した警察の不正について焦点が当てられている。


9.アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(1981年)



 ニューヨーク在住のライターであるジェニファー・ヒルズは、コネティカット州の田舎町を訪れた際、地元の不良グループに暴行されたことからストーリーは始まる。そして彼女は復讐することを誓い、自らの身体で男を誘惑し、彼らを殺害するのであった。

 この作品は、ライターでありディレクターであるメイヤ・ザーチ自身が1974年にセントラルパークで経験した出来事を元に作られている。彼は娘と公園に出掛けていると、暴行をうけた少女を発見した。メイルは彼女を警察に連れて行ったが、この出来事は彼にとって大変衝撃的なものとなった。暴行を受けた少女を誰も助けようとせず、警察も被害者を守ろうとはしなかったからである。

 このことがきっかけで、彼は映画の中で法のシステムに頼るのではなく、被害者であるジェニファー・ヒルズに犯罪者のリベンジをさせたのである。
 

8.ハネムーン・キラーズ(1969年)

 1947年、看護婦であるマーサ・ベックはある日、レイモンド・フェルナンデスと文通を始める。彼と初めて対面した時、彼が結婚詐欺師だと知る。最初は困惑したマーサであったが、やがて彼とともに詐欺に手を染め、殺害にまで至ってしまうというストーリーである。

 フェルナンデスが孤独を感じている女性に近づき、マーサが殺すという巧妙な犯罪は、最終的にマーサの家族の殺害という所にまで及ぶ。これは恐ろしい小説よりひどい話ではあるが、実際のマーサとフェルナンデスは、犯行を始めた1947年から逮捕される1949年までに、17人も殺害している。

 マーサは2歳の女の子を、泣き止まないという理由で首を絞め、水死させるほど暴力的な性格ではあったようだ。なお、1951年に彼らの死刑が執行されている。


7.壁の中に誰かがいる(1991年)



 ウェス・クレイブン監督の代表作である。物語は、フールという少年が家賃が払えないという理由で、家主からアパートを追い出された所から始まる。彼は友達と共に、家主の財産を盗もうと企てるが、その途中で、家主が子供を監禁する精神異常者だと気付く。

 実は言うと、これは映画のために少し誇張されている部分がある。実際の話は、1978年にカリフォルニア州サンタモニカに住む夫妻が、自分たちの子供を自宅で虐待し、監禁したというものである。結局は、近所の人々の通報により、警察によって子供は保護され、夫妻は逮捕された。この恐ろしい話が、人々の間で家族関係のたとえ話しとなり、社会的にも意味のある作品となった。


6.ブロブ / 宇宙からの不明物体(1988年)



 1950年9月、フィアデルフィアに勤務していた2人の警察官が、地上に隕石が落ちるのを目撃したことによって作られた映画である。隕石が落ちた場所へ着くと2人は、悪臭を放つ、紫色の物体を発見した。約2メートルのサイズで、奇妙な光を放ち、生命があるかのように動いていたという。

 そしてその物体は、敵となるような行動は一切なかったので、警官たちは接触を試みた。警官が宇宙物体に触れると、その物体は溶けていった。この作品公開の8年後には、続編も製作されている。


5.オープン・ウォーター(2003年)



 ある若い夫婦がスキューバーダイビング中にグループからはぐれ、サメに囲まれてしまうという映画である。同じボートに乗り合わせていた乗客は2日間、夫妻が行方不明になっていることに気付かず、結局夫妻は発見されないままに終わる。

 実話では夫婦は1998年1月に、ダイビングスポットで非常に有名なオーストラリアのクイーンアイランドの海岸で遭難した。2人はフィジーで働いており、高校卒業後、すぐに結婚した。また事件後見つかった夫妻の日記から、彼らが常々仕事に不満を抱いていたことが明らかになった。

 そのためこれは自殺ではないかという推測もされたが、彼らがすでに帰りのチケットを購入していたり、帰国後の計画も証拠として見つかったので、結局これは自殺ではなく事件として扱われた。そして数週間後に発見された彼らの衣服等には、襲われた形跡がなかった。結局、真実は明らかにならず、謎が多い事件となった。


4.ハードキャンディ(2005年)



 出会い系サイトで少女と出会うことが趣味のパトリック・ウィルソン演じるジェフ・コールヴァーという男は、エレン・ペイジ演じるヘイリー・スタークという少女とインターネットを通じて出会う事になった。彼の思惑通り、自宅に彼女を連れ込むが、彼はドリンクを飲むと意識を失ってしまう。そしてここから正義の復讐として、ヘイリーはジェフの男性器を切り取ろうとするなど、行動をエスカレートさせていく。

 この作品は、東京の少女が行うオヤジ狩りのニュースからインスピレーションを受けたという。

3.エルム街の悪夢(1984年)



 1981年に起こった3つの出来事を元に、この映画は作られた。監督のウェス・クレイブンによれば、それらの出来事には、悪夢によって人々が殺されたという共通点があるというのである。

 その中の出来事の1つに、全く互いに関係のない18人が、夢の中でひどい恐怖を体験し、そのまま目を覚まさずに死ぬということがあった。注目するべき点は、解剖時に、直接的な死の原因が見つける事ができなかったということだ。したがって、これはあの悪名高いプレデター、フレディ・クルーガーの仕業ではないかと人々は考えるようになった。


2.戦慄の絆(1988年)



 デイビット・クローネンバーグ監督の名作は、ジェレミー・アイアンズの最も評価された作品の1つとなった。この作品でジェレミーは、エリオットとビヴァリーというマントル兄弟の二役を演じた。

 兄弟は共に産婦人科医として働いていたが、ある日、ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド演じるクレアが患者として診察にきた。それから彼女を巡り、兄弟は互いに対立するようになり、最終的には悲惨な結末となる。一卵性双生児の兄弟が、ひとりの女性に出会うことにより、自己同一性の均衡を崩していくという姿が描かれている。

 なお映画のモデルとなった本当の兄弟であるスチュワートとシリル・マーカスは、1975年ニューヨークのアパートで薬の禁断症状によって、共に亡くなった。


1.ガール・ネクスト・ドア(2007年)



 原作ジャック。ケチャムの作品を2007年に映画化された、実話に基づくホラー映画である。これは1965年に実際にあった、シルビア・ライケンスへの拷問による、「死」が主題である。

 映画では交通事故で両親を亡くした2人の少女(シルビアとその妹)が、祖母の所で生活することになるのだが、それから祖母の虐待が始まり、シルビアの苦しみ続ける姿が描かれている。はじめ祖母は言葉による虐待を行い、それからその行為を次第にエスカレートさせた。最終的に、彼女を地下室に監禁し、殴打などの虐待を加え、近所の子供らも虐待に加担させた。

 実際の話では、両親の代わりに少女を世話することになったシルビアの友人の母親が、シルビアに虐待を行っていた。虐待し始めた理由は、両親が友人の母親に、約束していた支払いが遅れたからだという。結局彼女は、3ヶ月もの虐待の末、ショック死により亡くなった。

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