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全米ライフル協会(NRA)が赤ずきんちゃんに銃を持たせた。子どもたちに「武装すれば危険から身を守ることかできる」という教訓を伝えるため

2016.4.3 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 何かと話題になっています銃社会アメリカの根源である全米ライフル協会(NRA)が、童話「赤ずきん」や「ヘンゼルトグレーテル」を改変し、登場人物に銃をもたせ、武装して身を守ることの重要性を指南しているそうです。
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 全米ライフル協会のウェブサイトには、こう書かれています。

 「私たちの大半はきっと、子どもの頃、眠りにつく時に童話を読んでもらったことがあるでしょう。でも、思い返せばなんともグリム(おぞましい)な内容だったと感じたことが、何度もありませんでたか? そのせいで、少し不安を感じながら眠りについたことはありますか?」

 「もし、かわいそうな赤ずきんやヘンゼルとグレーテルが銃の安全な使い方を教えられていたら、こうした童話の筋書きはどうなっていただろうかと、考えたことはありますか?」

赤ずきんちゃん
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 銃を与えられた赤ずきんは、おばあさんの家を訪ねるため森を通っても、オオカミに食べられる心配はほとんどない。道でオオカミに出くわした赤ずきんは「肩に担いだライフル銃の重みを感じ、安心しました」と、NRA版の物語は綴ります。

 「銃を目にすると、オオカミの顔からは一瞬、残忍な笑みが消えました」。オオカミが話しかけようとすると、「赤ずきんは銃を両手で構えました。オオカミは恐れをなして逃げ出しました」。

 おばあさんにとっては、銃は暗い森の中だけでなく、自宅でも人食いオオカミから身を守ってくれる存在です。「オオカミは、口を大きく開けてかがみこむと、突然、動きを止めました。大きく見開いた目で下を見やると、おばあさんが自分に散弾銃を突きつけていることに気づきました(…)『今日、食べられてしまいはしない』と、おばあさんは言いました。『そしてお前は、二度と人間を食べたりはしない』」と。

ヘンゼルとグレーテル
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 森の中に入ったヘンゼルとグレーテルは、「幸い、銃の安全な使い方を教わっていたし、これまでずっと両親と一緒に猟もしていた」ため、「トラブルに巻き込まれたときに自分の身を守る方法を知っていた」と語られています。

 こうした童話については、子どもたちの目に銃を魅力的なものとして写そうとしていると懸念する人々から批判が上がっています。ですがこれらの童話を改変した執筆者のハミルトン氏は先週、米テレビ局CBSとのインタビューで、こうした批判に驚きを表明し、「これらの童話は大人も対象にしており、全ては安全性に関するものだ」と述べました。

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 NRAを非難している米市民団体「銃暴力防止のためのブレイディ・キャンペーン」は、これらの改変童話について、とりわけ厳しく批判しています。

 同団体のダン・グロス代表は「これは不愉快で、道徳観に欠けたマーケティングキャンペーンだ」と述べ、「NRAは、米国のこんなにも幼い手にまでも銃を握らせようとまでしている」と批判。米国では毎日50人近くの子どもたちが銃の犠牲となっていると指摘しました。

 先月、新たに発表された研究結果によると、米国の銃器業界は最年少で6歳の子どもを対象にしたカラフルな銃を販売したり、子どもが小さいうちから銃を撃ち始めさせるよう親に働きかけたりしているそうです。

 銃による暴力の撲滅を目指す米非営利団体「バイオレンス・ポリシー・センター」は、銃器業界が、これまで顧客の主力だった白人男性の高齢化が進んでいるため、幼い消費者を対象に販売活動をしていると指摘しています。

 米国には、人口よりも多い3億5000丁の銃器があるとされ、年間で3万人が銃により死亡。主な死因は自殺となっています。

 NBAは今後、三匹の子豚の改変版もつくる予定だそうです。

via:nytimesgawkeafpなど

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