ロック解除できちゃいました。FBI、銃乱射事件容疑者のiPhoneロック解除に成功したと発表
2016.3.30 09:30 知る・歴史・文化 # コメント(-)
米カリフォルニア州サンバーナーディーノで昨年12月に起きた銃乱射事件の容疑者の1人、サイード・ファルークが所有していたiPhone 5cのロック解除に、米連邦捜査局(FBI)が成功したそうです。
これまで、14人が死亡し22人が負傷するというこの事件は、イスラム国のテロリストによって起こされたと考えられており、FBIは捜査のため容疑者のiPhoneのロックを解除するようアップルに要請していましたが、アップル社は、セキュリティーやプライバシーに広範な影響を及ぼすとしてこれを拒否。FBIはアップル社を相手取り訴訟を起こしていましたが、これにより訴訟は取り下げられました。
米検察当局のアイリーン・デッカー連邦検事は声明で、「第三者の協力を最近得て、保存されている情報を全く損なわずにこのiPhoneのロックを解除できるようになった」として、訴訟の打ち切りを決めたことを明らかにしました。
連邦検察は訴訟取り下げのため法廷に提出した書類で、昨年12月2日にサンバーナーディーノで起きた銃乱射事件で警察に射殺されたサイード・ファルーク容疑者のiPhoneのロック解除に米政府が成功し、「アップルの協力はもはや不要になった」と説明しています。
FBIに協力した「第三者」の正体は不明だが、犯罪捜査技術を手掛けるイスラエル企業が協力した可能性が報じられています。
先に報じられた日本のサン電子(本社・愛知県江南市)の子会社でイスラエルにあるセレブライト社の可能性が高いようです。親会社のサン電子は、犯罪捜査向けの機器の開発や販売、スマホ向けのゲーム開発などを行っています。
via:foxnews
この記事を読んだ人はこんな記事に興味があります