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食品廃棄問題:米スターバックス、売れ残った食品を100%寄付へ

2016.3.25 09:30 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 米スターバックスは、全米7000あまりのチェーン店で売れ残った食品を全てフードバンクに寄付すると発表しました。現在段階的に行っており、100%寄付できる体制は2017年3月をまでに整うそうです。

 フードバンクに委託された食品は、食べるものに困っている人へと分配されます。
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 食品廃棄問題は頭を悩ます問題ですが、スターバックスは、食品廃棄物から燃料を作るバイオリファイナリーなどにも資本注入しています。

 今回の100%寄付が実現できたのは、全米でフードバンクを展開するフィーディング・アメリカとの提携によるもの。尚このアイデアは経営陣ではなく、チェーン店で働く従業員の着想だったそうです。

 余った食品の寄付はケンタッキーフライドチキン(KFC)やタコベルなどのファストフード大手各社も実施しています。スターバックスも2010年から、売れ残ったペーストリーなどの食品を寄付してきたものの、システム化されていませんでした。


 米農務省の推計によれば、米国で流通する食品の30〜40%が廃棄されているのに対し、次の食事を食べられるかどうか分からない状況に陥ったことがある人は、米国民の7人中1人に当たる4810万人(2011年調べ)に上るそうです。

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 スターバックスでは過去にも食品を寄付する動きはあったものの、一貫性のあるシステムが確立できていなかったそうで、今回、フーディング・アメリカとの提携で、新鮮な食品を傷まないうちに安全に供給できるプロセスが実現したそうです。

via:cnn

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