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銃の所有者の身元調査や銃弾の購入者記録を明確にすることで死者数を90%減らせる可能性(米研究)

2016.3.12 09:30 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 銃社会アメリカですが、銃の所持を規制するよりも、銃の所有者の身元や弾丸の購入者を特定することで、銃による死亡者数を90%減らせる可能性があることがわかったそうです。
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 今回、英医学誌ランセットに掲載された論文によると、銃購入者一人一人に対する身元調査を実施することで、米国全体の銃による死亡率は、10万人あたり10.35人から4.46人へと半分以下に減少する可能性があるとのこと。

 また、銃弾においても全ての購入ごとに身元調査を行えば死亡率は1.99人に、さらに「銃器の識別」によりその率は1.18人に減少する可能性もあるそうです。

 銃器の識別に関する法律では、それぞれの銃の発砲時に銃弾に残る固有の模様の画像を保管することが製造者らに義務付けられています。

 米国には、銃所有者、銃弾の購入者、銃器識別に関する3つの法律がありますが、州によって適用されていないところもあり、もし米国全体でこの法律が施行されれば、同国の銃による死亡率は10万人あたり0.16人にさらに減少する可能性があるそうです。

via:.theguardianeurekalert

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