食べログ 高評価が多いのに評価が「3」以下になる理由
2016.3.10 09:30 知る・歴史・文化 # コメント(-)
私もめっちゃ利用している食べログですが、やはり人の味覚はそれぞれなので、話半分くらいで行く場合が多いのですが、やはりポイントとなるのは評価。評価順にランキングされているので、好きなカテゴリーの料理は上から攻めたりなんかします。
でもって1位なのにあれ?っていうお店もあるのは確かで、だいたいそういうお店ってテレビで報道されてて、芸能人なんかが「うまぁ!」とか言うアレに洗脳されて、そうでもないのに「おいしい」って思えないのはバカ舌認定的な意味合いなんかもあって評価が高まるのかな?なんて思ったりもしてます。
ということで、週刊ポストにて、食べログの評価に関する記事が掲載されてました。
例えばレビューで★が3つ、4つが多く並んでいて高評価なのに、総合評価は★2.9というお店もあるようで、実はこれ、食べログの評価は単純に投稿者の付けた★の平均ではないんだそうです。
実は、食べログの評価点は単純な平均点ではないそうです。これは『食通度合い』というフィルターがかけられているそうで、投稿したレビュアー(レビューを書き込む人)の影響度が数値に反映されているんだとか。
つまり多くの店に通ってレビューをたくさん書き込んだ人は点数への影響力が大きく、数店しか書き込んでいない人は影響力が小さいということなんだそうです。
このようにして点数が公正な評価になるよう工夫しているそうです。
フードジャーナリストの松浦達也氏によると、これは『食べログマジック』と呼ばれているそうです。
運営側のいう『食通度合い』は“レビューの本数”“レビューの閲覧者数”“投稿する写真の枚数”などによって上がっていくそうで、それが加味された上で全体の点数が決まるんだとか。
では、具体的にどのくらいから「影響力のあるレビュアー」になれるのでしょうか?
具体的な基準は明かされていないので分かりませんが、感覚的には100軒以上のレビューを書かないと影響力は大きくならいようです。
こうしたヘビーユーザーの意見を重視するシステムは、点数の公正化と安定を図るための工夫といえますが、一部の声が大きなバイアスになってしまうという危険性もあります。
松浦氏はこう語ります。
「このシステムでは、一部のカリスマレビュアーの評価によって点数が乱高下することもあるので注意が必要です。例えば多くの人が美味しいと採点していても、一部のカリスマレビュアーが『常連客が多くて嫌だった』『クレジットカードが使えず不便だった』といった理由で低い点をつけると、それに引っ張られて全体の評価が下がってしまうことがあるわけです」
なるほどそういうことだったのか。
ていうか食べログをたくさん利用してて写真もとらない人だって食通の人って結構いるわけで、てかいちいちうんちく語って写真撮ってって人の意見てそんなに参考になるのか?という個人的な疑問はあるわけですが、やっぱそういった意味でも話半分で博打的な意味合いも含めて楽しみながらいろんなお店にトライっていう使い方でいいんではないでしょうか?
via:ews-postseven
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