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バナナの黒い点が皮膚がん早期発見に役立つことが判明(スイス研究)

2016.2.10 09:30 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 熟したバナナの皮には、丸くて小さな黒点が現れます。これはシュガースポットなどと呼ばれていますが、チロシナーゼとして知られる酵素の働きによるもので、この酵素は人間の皮膚にもあるそうで、皮膚がんの中でも致死率の高い悪性黒色腫(メラノーマ)に苦しむ人に多くみられるそうです。

 スイスの物理・分析電気学研究所の科学者チームは、こうした共通性に注目。がん用のスキャナーを開発し、人間の皮膚での応用の前に、バナナの皮を使って試験と改良を重ねたところ、バナナの皮を活用することによって、皮膚がんのより簡単な診断が可能となり、患者の生存率上昇も期待できることがわかったそうです。

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 科学者らはまず、メラノーマの成長において、チロシナーゼが信頼性の高いマーカーになると考えました。最も早期の第1ステージのがんでは、この酵素はあまりみられないものの、第2ステージでは、少しずつ均等に広がり、そして第3ステージでは、不均等に拡散します。

 この第3ステージまでに、がんは他の器官に転移を始めます。米国がん協会によると、メラノーマがステージ1で検出された場合の10年生存率は95%ですが、この数字はステージ3中期までに43%に激減するそうです。

 開発したスキャナーは、柔軟性のある微小電極8本で構成されており、「くし」状の形をしている。これを皮膚に当ててチロシナーゼの量とその分布を調べるのだそうです。

 チームリーダーのウベール・ジロー(氏は、「このスキャナーの利用で、侵襲的な組織検査は必要がなくなる」と述べ、また将来的には、がん細胞の破壊にも利用できる可能性があると期待を寄せました。AFP

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