受動喫煙でペットの健康が脅かされる可能性(英研究)
2015.12.31 09:00 知る・面白 # コメント(-)
喫煙はペットにも悪いようです。
犬や猫に対する受動喫煙の影響を研究している英グラスゴー大学の研究者らが、たばこの煙にさらされているペットは、動物のがんや細胞損傷、体重増加など、健康に問題が生じるリスクが高いという研究結果を明らかにしました。
同大学のクレア・ノッテンベルト小動物獣医学・腫瘍学教授は、「ペットの飼い主らは、喫煙が自分のペットに与える影響について、あまり考えていない」と指摘し、「家庭での受動喫煙は、ペットに直接的な影響を与えているとわかった」と述べたそうです。
研究によると、飼い主の喫煙本数が1日10本以下の場合、猫のニコチンのレベルは大幅に減少するものの、非喫煙家庭の猫に比べると、明らかに高かったそうです。
また、去勢された犬の睾丸を検査したところ、細胞損傷の指標となる遺伝子が喫煙家庭で生活する犬のほうが高く、去勢後の体重増加も多かったとのこと。
via:gla.ac.uk
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