やっぱり幸せはお金で買えるんだ。その使い方次第では(米研究)
2015.11.24 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)


うっすらとは気が付いていましたが、やはり幸せはお金で買えるようです。ただしその使い方次第によってはという話なのですが。
米ハーバード大学ビジネススクール、マイケル・ノートン教授が発表した内容によると、出費行動について科学的な研究を進めた結果、物にお金を使うよりも、体験のために出費した方が一般的には幸福度が高いことが分かったそうです。
例えば友人との夕食や休暇などは一時的な体験にもかかわらず、テレビやコンピューターやスマートフォンなど持続する物を買うより幸福になれる傾向があったそうです。
テレビやスマートフォンは1人で黙って見たりゲームをしたりといった行動に使われるのに対し、旅行に出かければ友人や家族との絆が深まったり新しい場所を訪れたりして思い出ができるとノートン氏は指摘。友人と食事に行くといったちょっとした体験にも、それと同じことが言えると解説します。

一方、高額商品を買う場合、購入前から機種の選定や値段のことで悩み、注文した商品が予定通りに届くかどうか心配し、購入した後も設定でストレスが募るなどして、その時点で価値の一部が失われるそうです。
これに対して休暇やデートは待つこと自体で気分が高まります。休暇の場合、実は出発の前日が最も幸福度が高くなるそうで、「体験はそれが起きる前から私たちを幸せにする」とノートン氏は語ります。
旅行先で出発便が遅れたりホテルにがっかりしたり、新婚旅行でトラブルが起きたりすることもあります。それでも帰宅した後は幸せな思い出の方が残ります。「体験は消えてしまうからこそ、私たちは素晴らしかった現実を作り上げ、幸せになることができる」とノートン氏は解説しています。
ということでお金で幸せを買いたい場合には、モノでなく体験を買えばよいということでFAです。さあ、旅行に行こう!
via:cnn
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