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ストーカーの被害件数が急増。別れるときはばっさりときっぱりと!

2015.11.22 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 女性セブン2015年12月3日号ではストーカー対処法めいた記事が掲載されていました。

 警察庁の調べによると、ストーカー事案の認知件数は昨年は22823件で、2000年の通称「ストーカー規制法」施行から10倍に増えたそうです。

 そしてストーカーになるのは配偶者や交際相手が59.6%で最もおおく、面識のないケースは5.8%だったそうです。つまりストーカー行為の6割は、別れを原因に始まるのです。曖昧な返事で相手に少しでも期待を残してしまうと犯行につながるケースが多いそうです。なので別れるときはバッサリとはっきりと「NO!」と言わなければなりません。
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 別れの言葉として避けたいのあいまいな表現。別れを告げられた方は藁にもすがる思いで、少しでもそこから可能性を見いだそうとしてしまいます。

 「しばらく会わない方が」とか「少し距離を置こう」などはもってのほか。「もう無理」とか「さようなら」ぐらいじゃダメなんです。相手に一ミリでも復縁の希望を抱かせないように、「二度と会わない」、「関係を終わらせたい」という意志を明確な言葉で表現し、その後は一切連絡を取らないことが大切だなのだそうです。

 また、「仕事が忙しくなった」、「親の介護がある」など、ウソをつくと後でバレた時に一層事態が悪化します。また、相手を責めたり、悪口を言うのもNG。逆上させるだけです。「私はあなたといるのが苦しいので別れます」と端的に伝えることがストーカー被害を避けるポイントとなるのだそうです。
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 しかしこんな問題も。
 
「つきあっている間はDVをされているケースも多いため、被害者は自分の気持ちや意志をハッキリ表現できなくなっていることが少なくありません。この場合、密室で一対一で別れを切り出すのはより一層危険です」(NPO法人 女性・人権支援センターステップ理事長の栗原加代美さん)

 できれば昼間、ホテルのラウンジや喫茶店など、周囲に人がいる場所を選ぶといいとのこと。更に警察や弁護士など、第三者の立ち会いの下、別れを言えば、彼らは証人になりますし、加害者も冷静さを保てます。

 ただし、立会人を親などの近親者にすると、逆恨みされることもあります。新しい恋人の立ち会いの下、などというのは論外。立ち会ってもらう場合は、人選も大切。警察か弁護士に依頼しましょう。

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