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ビール腹は肥満より危険。男性の死亡リスク2倍に(米研究)

2015.11.16 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 おなかがぽっこりつきでた感のある中年男性って意外と多いようですが、これは通称「ビール腹」と呼ばれています。ビール腹といっても、ビールそのものが、お肉になるわけではなく、ビールを飲むとついついおつまみや料理を食べ過ぎてしまうのだそうで、それに原因があるそうです。

 でもって例え手足がどんなに細かろうとも、一般的な肥満の人よりもビール腹の人の方が、糖尿病や心臓病のリスクが大きいがわかったそうです。
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 肥満は、心臓発作や脳卒中、糖尿病、がんなどのリスクを増加させますが、これまでは肥満をコントロールする目的で、身長と体重から算出するボディーマス指数(BMI)の数値が着目されていました。ですがBMIの数値が「健康」水準であっても、下腹に脂肪が付きすぎている場合は別腹なのだそうです。

 米ミネソタ州にあるメイヨー・クリニックなどの研究チームが15000人あまりのデータを調べた結果、ビール腹体形の男性は単なる肥満や太りすぎの男性に比べて死亡リスクが2倍になることが判明。女性の死亡リスクも1.5倍の高さだったそうです。

 また、これまでに行われた調査でも、ウエストとヒップのサイズ比の数値が大きいほど糖尿病や脳卒中、心臓病にかかるリスクが高まることもわかっています。

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 おなかが出ているとなぜ健康にとって致命的なのか? 

 胃の周りにたまった皮下脂肪は体内に浸透して重要な臓器を包み込み、肝臓でコレステロールに変換されて血中に送り込まれます。このコレステロールが動脈に蓄積すると動脈硬化が進み、心臓発作や脳卒中を引き起こすと考えられているからだそうです。

 皮下脂肪がたまるとインスリン抵抗性も高まり、2型糖尿病など慢性疾患の原因にもなります。ビール腹解消のためには加工食品を避けて肉を減らし、野菜や果物の摂取量を増やすなど健康的な食生活を心がけ、適度な運動を習慣にする必要があると専門家はアドバイスしています。

 ていうかビール飲んだらおつまみを食べないか、糖質がない焼酎とかに変えるのも手かも。

via:cnn

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