幸せな人生望むならフェイスブックやめるべき(デンマーク)
2015.11.14 09:00 知る・面白 # コメント(-)
デンマークの幸福研究協会が国内に住む1095人を対象に行った調査によると、フェイスブックを使わずに1週間を過ごした人は、そうでない人よりも日々の生活に幸せを感じる傾向がみられたそうです。
世界的にフェイスブック疲れが叫ばれている中、勇気をもってやめる選択しもアリかもしれません。
これまでフェイスブックを利用していた1095人の対象者を2つのグループに分け、1つのグループにはフェイスブックの使用を続けてもらい、もう1つのグループには使用を中止してもらったいました。尚今回フェイスブックが選べれた理由は、デンマーク国内で最も利用者の多いソーシャルメディアだったからだそうです。
調査開始から1週間後、フェイスブックの使用を中断したグループからは、日々の生活がより充実したものとなったとの声が聞かれ、88%が自分は「幸せ」と回答。一方、フェイスブックの使用を続けたグループでは同81%だったそうです。
また、フェイスブックの使用を中断したグループの84%が人生を喜ばしく感じると答えたのに対し、使用継続グループでは同75%という結果になりました。
一方、人生に不満があるとの回答は、フェイスブックの使用を続けたグループからより多く寄せられ、20%に上った。使用中止グループからは同12%にとどまりました。
実験終了後、フェイスブックを中断したグループは、社交生活がより豊かになり、物事に集中することが容易になったと報告。フェイスブックの利用を続けたグループからは、そのような報告はなかったそうです。
この調査結果を受け、「私たちには、自分たちに実際何が必要なのかに注意を向けるのではなく、他人が何を持っているかに注意を向けるという不幸な傾向がある」と著者らは結論付けています。via:dailymail
SNS上ではみな幸せな自分を見せるように誇大演出したり、また人の同情をひくかのような誇大不幸を演出したりするという報告結果もでています。人は人なのですが、その世界にどっぷりつかってしまうといろいろ疲れちゃうのかもしれませんね。
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