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「痴漢冤罪保険」首都圏を中心に申込が殺到、月額590円

2015.11.13 09:00 知る面白 # コメント(-)

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 痴漢と間違われることを恐れて満員電車では必ず両手を上げる、そんな中高年男性は多いそうです。でもどんなに注意しても、もし疑われてしまったらその容疑を晴らすのは至難の業です。

 そんな人のために発売され、話題を呼んでいるのが、「痴漢冤罪保険」です。ジャパン少額短期保険株式会社が9月10日に発売した「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」には首都圏の男性から申し込みが殺到しているそうです。
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痴漢冤罪は毎日、満員電車で通勤するサラリーマンにとってまさに日常的に起こり得るリスク。この保険には、痴漢冤罪ヘルプコールというものがついており、男性が痴漢を疑われたとき、携帯電話やスマートフォンにあらかじめ登録しておけば、事件発生時に画面のボタンを押すだけで、登録弁護士の携帯電話やスマートフォンにメールが一斉発信され、弁護士と電話で相談できるという仕組みとなっているそうです。

男を守る弁護士保険・女を守る弁護士保険

 月額590円払えば、事件発生後48時間以内に限り、弁護士の相談料、接見費用は無料だとのこと。痴漢冤罪における弁護士の役割について、アディーレ法律事務所の岩沙好幸・弁護士はこう語ります。

「痴漢容疑で逮捕されると、検察に送致されるまでの警察署での48時間が決め手です。このとき警察に対して取る対応によって、裁判にならずに済むかどうかが決まります。

 たとえばここで一部分だけでも認めてしまうと、あとでひっくり返すのは難しくなる。『結果的に手が当たってしまったのかも?』というような譲歩した言い方も危険です。冤罪なら警察に言質を取られるような物言いをしないよう、弁護士と早急に相談する必要があるのです」

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 実際に対応が早かったことで、起訴を免れたケースもあるそうで、警察に言い分が認められず起訴され裁判になってしまうと、冤罪でも無罪を勝ち取ることは難しくなることは、「刑事事件で起訴されると有罪になる確率が99%」という事実が端的に示しています。

 この保険は発売から申し込みが殺到しており、特に首都圏在住の方を中心に人気なのだそうです。やっていないことを証明するのがいかに難しいことか。ただしイケメンに限らない人の場合には考慮した方が良いのかもしれません。via:news-postseven

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