米国のマリフアナ使用者10年で急増し10%に跳ね上がる
2015.10.25 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)


アメリカで2012〜2013年にかけてマリフアナを使った人が10年前に比べて倍増し、10%に迫る勢いとなっています。今月よりオレゴン州で嗜好用マリファナが解禁されたことでさらにこの勢いは増しそうです。
米国立アルコール乱用・依存症研究所の委託で実施したこの調査は、18歳以上の米国人約3万6000人を対象に実施されました。
回答者の9.5%が過去1年の間にマリフアナを使ったことがあると答え、2001〜2002年調査の4.1%に比べて倍以上に増えました。
使用者の増加に伴い、「マリフアナ使用障害」の症例数も増えています。ただ、依存症や乱用の症状がある使用者は、2001〜2013年の間に35.6%から30.6%へと減ったそうです。

米国ではマリフアナ使用に対する姿勢や法規制が変わりつつあります。現在23州が医療目的のマリフアナ使用を認め、このうち4州は娯楽目的の使用も認めています。
研究チームでは「マリフアナに関する法律や姿勢の変化を前提として、政策立案者や専門家や一般に対し、マリフアナ使用が悪影響を及ぼす可能性についてバランスの取れた情報提供を行っていく必要がある」と指摘しました。
via:cnn
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