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ゾロアスター教信者が死者を祭る場所「沈黙の塔」

2015.10.3 21:00 画像歴史・文化 # コメント(-)

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 死者を鳥についばませることによって死体を処理する鳥葬儀は、チベット仏教だけでなくゾロアスター教の信者によって行われています。沈黙の塔はゾロアスター教における鳥葬の為の死体置き場です。
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 ゾロアスター教は古代ペルシアを起源の地とする世界最古の神教で、教義の最大の特色は、善悪二元論と終末論です。

 また、ゾロアスター教では、拝火教とも呼ばれているように火を神聖なるものとして重要視していますが、それだけでなく空気、大地、水といった自然を人間の死体という不浄なるものによって穢すことを禁止しており、火葬、土葬、水葬といった多くの宗教で行われている葬制を扱えません。それ為、自然を汚さない方法として鳥葬が用いられており、鳥に死体を与えることは人生で最後の功徳とされていたそうです。

 沈黙の塔は衛生的問題と大地を汚さないという宗教的問題から地面よりも高く造られた石の床の上に設置されており、3つのリングで構成されています。一番外側が男性、二番目が女性、内側が子どもという順で遺体が置かれました。

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 現在機能しているのはインド、ムンバイの高級住宅街マラバール丘の森の中ある沈黙の塔ですが、猛禽類が減少により死体分解の速度が低下し鳥葬が困難な状態となっているそうです。

 本来は1日で分解されるはずであった死体が分解に数週間要するようになった為、近隣の高級住宅街に腐臭による被害が及ぶようになり、オゾン発生器によって腐臭を抑えながら、太陽光反射器を使用して集中的に太陽光を死体に浴びさせることによって死体の乾燥による分解を促進させるなどの科学的な手法を用いた対策がとられているそうです。

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via:creepybasement.
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