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女性のをモノとみなす危険性に懸念。AI機能セックスロボットの販売中止を求める研究者(英国)

2015.9.19 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 英デ・モントフォート大学のロボット工学研究者であるキャスリーン・リチャードソン博士は高機能セックスロボットの開発や販売の中止を求めています。

 これは人工知能ロボットヘッド搭載型のリアルドールが約85万円でもうすぐ販売開始となることをうけてのものです。リチャードソン博士はリアルなセックスロボットの開発が進むと、女性や子供をモノとみなす傾向を助長し、女性と子供が劣った存在であるという認識を強めることを危惧しています。
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販売予定のAI機能搭載セックスロボット「Robotica」

 「セックスロボットの開発が進めば、相互関係を体験することでしか芽生えない人間同士の『共感』がさらに損なわれることになる、と私たちは提言します」

 リチャードソン博士が中心となってキャンペーンを行っている、セックスロボットの研究・開発の禁止を目指す「Campaign Against Sex Robots(セックスロボット撲滅キャンペーン)」のマニフェストには、セックスロボットが社会に与える悪影響が列挙されています。

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 いまのところ、キャンペーンの名簿には、リチャードソン博士と、スウェーデン。シェヴデ大学のエーリック・ビリング上級講師2人ですが、この運動を推進していく予定だそうです。

 リチャードソン博士は、セックスロボットと売春の類似点をさらに踏み込んで研究する内容の論文も発表しています。このキャンペーンはメディアの注目を浴びているものの期待している人が大多数いるとみられておりなかなかに難しいかもしれません。

via:arstechnicawired

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