東京では50歳人口の5人に1人が未婚。生涯未婚率は職業によってこんなに違う
2015.9.3 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)


未婚であること無限大なパルモにとっては「未婚で何が悪い?」って話なのですが、ニューズウィークが伝えたところによると日本の生涯未婚率(40代後半と50代前半の未婚率の平均)は、1950年では1.4%だったが、2010年では15.1%にまで上がっているそうです。
更にこの生涯未婚率、職業によって大きな違いを見せているそうです。
2012年の『就業構造基本調査』(総務省)のデータをもとに、職業別の生涯未婚率を男女別に計算してみたところ、最も右上の音楽家・舞台芸術家の生涯未婚率は、男性が36.0%、女性が50.0%と共に非常に高いことが判明。芸術家・デザイナー、著述家・記者・編集者といった芸術・創作系の職業も、生涯未婚率が高くなっていることがわかりました。一方、教員は男女とも生涯未婚率が低いことも判明。教員は職場結婚が多い職種だということが推測されます。

斜線より上にあるのは女性の生涯未婚率が男性より高い職業で、芸術職、技術職、事務職が多いです。特に医師は男女差が大きく、男性が2.8%なのに、女性は35.9%にもなります。高収入に加えて、激務ゆえに家事・育児との両立が困難なためかもしれません。右下は男性の生涯未婚率が高いゾーンですが、少数の例外を除くとサービス職や労務職が多くなっていることもわかります。
また、年収別の生涯未婚率においては、男性では高収入層ほど生涯未婚率が低いものの、女性はその逆で、年収が1000万を超えると未婚率が一気に4割にまで跳ね上がります。

男性の場合、家族を養う経済力が求められますが、女性は反対に、あまり稼ぐと敬遠されるのかもしれません。あるいは男性に頼る生き方を潔しとしないのかもしれません。
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