日本男性の約8割が大きすぎるサイズを着ている。カッコよく見える“服選びのルール”とは?
2015.4.30 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)
Tシャツの上にシャツを重ねて着るスタイルは、もはや男性の定番ファッションとなっておりますが、このシャツのバランスが割と難しく、日本男性の約8割が大きすぎるサイズを着ているため、かっこよく決まらないのだそうです。
元伊勢丹メンズ館のカリスマバイヤーで男性専門ファッションコーディネートサービス「ライフブランディング」代表の吉田泰則氏によると、Tシャツの上にシャツを重ねて着る場合、だいたい長くてもお尻の半分くらいが目安だそうで、お尻が全部隠れてしまうと不格好になってしまうのだとか。
一番大切なのは「ジャストサイズ」を着ること。ジャストサイズの感覚がつかめると洋服選びに自信がつくとのこと。
ジャストサイズの目安
1.シャツ
・バストは実寸+15〜20センチ、ウエストは実寸+10〜15センチが目安。
・両腕を上げた時に生地がだぶついていないかチェック。
2.ジャケット
・肩幅は肩の部分に指を横にして当て、深くめり込むようであれば大きすぎ
・バストのゆとりは、ボタンを留めた状態でこぶしがひとつ入るか入らないかくらい
3.パンツ
・ウエストは指1本くらいの余裕があればOK
・ヒップが食い込んでいないかもチェック
コーディネートに関しては、上半身が暗い色+下半身が明るい色が合わせやすいとのこと。暗い色の代表は黒やチャコールグレー、明るい色はベージュ、ライトグレー。その次が「暗+暗」「明+暗」「明+明」の順番です。ただ、「暗+暗」だと“全身タイツ”のようになりかねないので、やはり上下で分けるほうが簡単だそうです。
柄に関しては年齢が上になるほど無地がベースになることが多く、30歳前後を対象にしたファッション誌に載っているのも基本は無地のものだそうで、柄物は子供っぽく見えてしまいがち。
無地だと他の人とかぶってしまいますが、そこは素材選びで違いを出すと言いそうです。特に天然素材は値段は高めながら落ち着いて見えるそうです。
via:shueisha
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