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大晦日にお金の話をしよう。2014年、正社員の平均年収は442万円、前年比4万円減

2014.12.31 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 転職サービス「DODA(デューダ)」が発表した「DODA 平均年収データ 2014」によると、2014年の正社員の平均年収は442万円で前年に比べると4万円減少していたそうです。

 これは、「DODA転職支援サービス」に2013年9月〜2014年8月の1年間に登録した正社員として就業するビジネスパーソン約16万人(22〜59歳)、100職種の年収データを集計したものです。
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 。2009年から継続して下がり続けていた平均年収は、前回2013年には4年ぶりに増加へと転じましたが、今回は再度、マイナスへと下降しています。ちなみに集計してある数字は手取りではなく支給額です。

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 年齢別にみると、20代が348万円(前年比−1万円)、30代が458万円(±0万円)、40代が586万円(−12万円)、50代が721万円(−35万円)でした。50代までは年齢が上がるごとに給与ベースは高くなっていますが、その上昇の角度は年々鈍化しており、特に50代では、50〜59歳までの全ての年齢で前回を大きく下回る結果となりました。

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 男女別でみると、女性の平均年収は354万円と男性の481万円を大きく下回っています。

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 都道府県別にみると位が「神奈川県」の481万円(前年比+1万円)、2位が「東京」の467万円(−3万円)、3位が「長野県」の458万円(+22万円)で、1位と2位は前回と同じ、3位の長野県は前回の10位から大きくランクを上げる結果となりました。


 業種別でみると、1位が「医薬品メーカー」の680万円(前年比+40万円)、2位が「投信/投資顧問」の676万円(−108万円)、3位が「家電/AV機器メーカー」の581万円(−45万円)で、1位と2位の順位が前回と逆転する結果となりました。

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 そんな中においても、前年比で年収が最も大きく増加したのは、「研究開発(IT/通信)」(+48万円)で、次いで、「営業−証券」(+43万円)。IT・通信業界では、クラウドサービスやビックデータを用いた新規サービスへのニーズが高まり、それらのコアとなるテクノロジーを研究・開発する人材の給与が上昇したものと思われます。

 2014年度はまあそんな感じだったということで、何かの機会に役立てていただければと思います。というか、まずは正社員になれるかどうか、そこんところも問題だったりもします。自宅を日々警備されている方々においては、守るべきものが自宅以外の場所にあるかどうかを探すお仕事も探さなければならないということですね。現場からは以上です。

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