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低価格、ハイクオリティー、植毛するならパキスタンへGO!

2014.11.24 09:00 動画歴史・文化 # コメント(-)

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 パキスタンの植毛技術が注目されています。低価格ながらハイクオリティーということで、パキスタンに植毛ツアーに訪れる人もいるのだそうです。もちろん国内でも人気だそうで、髪の毛のみならずヒゲを増毛する人も増えているそうです。

 髪の毛がまったく生えていなかったいとこが、植毛手術から帰って来た時衝撃をうけというのは、モハマド・シャヒードさん。「ふさふさの頭になったいとこをみてショックだった。これは自分もやらなくちゃと思ったね。髪の毛は、社会に対する僕たちの武器のようなものだ」。と語ります。
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 パキスタン北西部ペシャワルは、タリバンの国外潜伏先でもあとともに、植毛手術でふさふさの頭になった笑顔の有名人が描かれた巨大な広告看板が通りに並んでいます。

 現在パキスタン全土には計120近い植毛クリニックがあるそうです。施術費は通常400〜1000ドル(4万7000円〜11万7000円)で、高級クリニックだと最高6000ドル(約70万円)ほどかかる。欧米での費用に比べればかなり格安。日本と比べてもかなりお得感があります。

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 パキスタンでは毛髪は男らしさと同義語で、タリバンの戦闘員でさえもクリームを買って、長く伸ばした髪やあごひげに艶を与えようとしているそうです。それゆえ、髪がない男性には厳しい状況で、ひどく侮辱的な言葉で呼ばれることもあるそうです。その言葉は、欧米で「はげ」と呼ばれるよりもずっと屈辱度が高いんだとか。


 1999年にクーデターで国外追放されたナワズ・シャリフ首相ですら、8年の亡命生活から帰国すると、毛のなかった頭には豊かな毛髪が。ペシャワルでクリニックを営むファワド・アダミール医師は「シャリフ氏と弟のシャバズ・シャリフ氏(パンジャブ州知事)が植毛した後、植毛は非常に人気が出ました。それまでは皆、植毛したら、がんになるとか脳が感染症にかかるなどといって怖がっていた」と語ります。

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 安さゆえ外国から訪れて施術を受ける人も非常に多いそうです。ペシャワルで植毛クリニックの一つを訪れていたデンマークで調理師をしているというマイハンさんは、「ヨーロッパやカナダ、オーストラリアや米国だったら女の子たちは気にしないけど、ここでは男は髪が長くなくちゃだめなんだ」と語りました。

 また、パキスタンでは髪の毛のみならず、あごひげの植毛も人気です。信心深いイスラム教徒は豊かなあごひげを蓄えるのが願いなのだそうです。


via:afpbb

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