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ほとんどの人がウソを見抜けていない。仕草はあまりあてにならない、注目するのは微妙な表情の変化(英研究)

2014.11.4 11:28 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 アメリカの心理学のある実験によると、外見の手がかりからウソを見抜こうとしても、その正解率は54%なのだそうです。

 『The Tell』の著者でデポー大学の心理学者・ハーテンステイン氏によると、私たちがウソの手がかりだと思い込んでいることの多くが、実は当てにならないものだそうです。例えば、『目をそらす』『体を前後にゆする』『唇をかむ』『耳や鼻に触る』といったことがウソを示すしぐさだと思っていたらそういうわけでもないそうです。

 世界58か国の調査でも、『目を合わせない』のがウソの証拠だと考えている人が最も多いのですが、実際には人がどこを見ているのかとウソの間には明確な関連はないという実験結果もあるそうです。
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 ハーテンステイン氏によると、嘘を嘘の見抜けない原因は、正しい『手がかり』を知らないからだとのこと。では、どんな「手がかり」が正解なのでしょうか?

 ウソを見抜く手がかりで、最も参考になるのが以下のものだそうです。これらの手がかりは、長年の研究の結果、90%の精度でウソを見抜けるそうです。

・目の瞳孔が開く
・少し声が高くなる
・顔の片側の筋肉だけが動き、左右非対称な表情になる
・ほんの4分の1秒ほど、口の端をぴくりと引きつらせるなどの「微表情」を浮かべる
・目尻のシワなど、自分では動かせない顔面の筋肉の微妙な動き

 これ以外にも多くの意外な手がかりが実験から報告されているそうです。「ひとつだけの手がかりに固執するのではなく、いろいろな手がかりに目を向けることが、ウソを見抜くための原則です。数々の態度から常に相手の最新情報を入手して、ウソの可能性を見直すことです」とのこと。

via:nikkan

 

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