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ゲームのプレイヤーは、ゲームの内容で攻撃的になるのではなく、うまくプレイできないことで攻撃的になっている可能性(米研究)

2014.4.11 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 かねてから残虐的な映像や暴力的な描写の多いテレビゲームは、プレイヤーの攻撃性を増幅しているとして様々な研究がなされていましたが、米ニューヨーク州ロチェスター大学が、ゲームプレイ中のプレイヤーの精神状態に焦点をおいた新たな研究を行ったところ、ゲームの内容うんぬんより、ゲームの攻略に失敗したり、ゲームをうまくコントロールできないといった、プレイヤー自身のゲームスキルが、プレイヤーの苛立ちや攻撃的な行動に関係していることがわかったそうです。
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 研究では600人の大学生に参加してもらい、被験者に25秒間冷水に手を浸けさせた後、ランダムに割り振られた難易度のテトリスをプレイさせました。プレイの後、次の被験者グループが冷水に手を浸ける時間を設定させたところ、難易度の高いテトリスをプレイした人達は、簡単なレベルでプレイした人達に比べて、平均して10秒も長い時間を設定したそうです。

 このような実験を通して、ゲームのストーリーや映像ではなく、ゲームコントロールにおける力量不足や、ゲームを攻略するにあたって感じた難易度の壁が、プレイヤーの苛立ちに繋がっていることが分かったそうです。

 これは、人は、自分のエゴが脅威に晒されるような体験をすると、他の人に対して攻撃的になるのではないかと推測されています。via:slashdot

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