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「卵子の若返り」が可能になるかも。染色体を置き換えて体外受精に成功(日本研究)

2013.12.20 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 独立行政法人「医薬基盤研究所」などの研究チームが、ヒトの卵子から染色体だけ取り出して、別の卵子の染色体と置き換え、体外受精技術によって受精させることに成功したそうです。

 この技術を応用すると、高齢女性の卵子の染色体を、染色体を抜き取った別の若い女性の卵子に入れる「卵子の若返り」が可能となります。若返った卵子でできた受精卵を子宮に戻せば、高齢女性も妊娠できる可能性が高まるそうです。
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 生物の遺伝情報を担う染色体は、卵子の核の中にある。卵子の老化は、卵子の核外にある細胞質が加齢に伴い変質することが原因で、妊娠しづらくなるそうです。そこで若い女性の卵子の細胞質を利用し、核は高齢女性の遺伝情報を受け継がせるのために研究されているのが、染色体の置き換え技術です。

 従来の手法では、染色体を抜き取る際、細胞質に含まれるミトコンドリアDNA(デオキシリボ核酸)も一緒に取り出され、別の卵子に移植されていました。異常なミトコンドリアDNAが起こす難病「ミトコンドリア病」の遺伝を確実に防ぐためにも、染色体だけを抽出する技術が必要でした。

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 山海直・同研究所主任研究員、永井クリニック(埼玉県)の大月純子博士らのチームは、未熟なヒトの卵子を培養する途中、一時的に卵子の核内に散らばっていた染色体が塊になることに着目。不妊治療患者の同意を得て、治療に使えなかった未熟な卵子を培養、直径5〜6マイクロメートルの極細の針を使って染色体が集まった塊を取り出しました。極細の針のため、ミトコンドリアDNAは含まれないとみられています。

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 染色体を取り出した25個のうち13個が、別の卵子の染色体との置き換えに成功、うち3個は精子と受精しました。

 大月博士は「良好な卵子を使い、移植技術を向上させれば、受精率を上げることは可能」と話しています。一方で、受精卵には、精子、卵子の染色体、細胞質のミトコンドリアDNAという3者の遺伝情報が受け継がれるため、染色体置き換え卵子を使うには、倫理的な課題も浮上しそうです。via:mainichi

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