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「若者の無欲化が進むとギスギスした社会となる」中部大学教授が警告を鳴らす。

2013.11.29 09:10 画像歴史・文化 # コメント(-)

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 酒もタバコは一切やらず、車やブランド品にも興味なし。一歩進んだ友情や恋愛は面倒くさい――。極めて淡泊なライフスタイルを送る若者たちは「さとり世代」と称されているそうです。

 冷静沈着で現実的なのは決して悪いことではないように思われがちですが、 中部大学総合工学研究所教授の武田邦彦教授は警告をならします。「無欲ばかりの生活ではギスギスした社会になる」というのです。

 自ら自由を放棄したにもかかわらず、他人の自由なふるまいを許すことができず、お互いの自由を認め、他人を尊重するという意識が欠落している人が増加。多様性は一切認めずに少数派を排除してしまおう動きは、ネット上で特に顕著となっています。
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 「大学の講義で学生たちと向き合っていて感じるのは、最近の学生はとにかく覇気がない。それは、皆が自然に集まって遊ぶことをしなくなった」武田氏は語ります。

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 ただしこれにはそういう社会を作った大人たちに原因があるといいます。

 様々な規制がなされ、外で遊ぶところがどんどんなくなっているから、仕方なくスマホでひとり、黙々と時間をつぶすしかなくなっているのだとか。

 「酒やタバコといった嗜好品も、健康への悪影響ばかりが指摘されていることもあり、敬遠する若者が増えました。もちろん酒はがぶ飲みすれば急性アルコール中毒になりますし、強い酒を日常的に飲めば肝臓の病気になります。タバコだって長年吸っていればCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や脳卒中のリスクは高まります。

  しかし、酒は昔から「百薬の長」といわれるように、冷えや血行を良くしてストレス解消など体にいい働きがありますし、タバコも精神を安定させ、やはりストレスを開放してくれる。適量であれば明るく健康的な生活が送れるのです。

そ れなのに、最近は「飲む・飲まない」「吸う・吸わない」という○か×の選択肢しかない風潮になっているから、肯定派と否定派が対立していがみ合う社会になってしまうのです。」と武田氏

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 「特にタバコの排斥運動はあまりにもヒステリックだと思います。むしろ、タバコはギスギスした社会を緩和させる役目を持ち、人と人とを繋ぐ大切なコミュニケーションツールです。

 かつてアイヌ民族が自ら戦争をしなかったのは、タバコを好んだからと言われています。争いごとが起きそうになったら、まずは座って相手にタバコを勧める。そして、キセルでゆっくりとタバコを吸っているうちに頭がスッキリして気分が穏やかになる。そのうち「まぁ、いいか」と怒りの感情が収まっていったのでしょう。」と続けます。

「それなのに、最近は「飲む・飲まない」「吸う・吸わない」という○か×の選択肢しかない風潮になっているから、肯定派と否定派が対立していがみ合う社会になってしまうのです。」

 他人とコミュニケーションを一切とることなく、ネットで学んだ知識だけをもとに、歪んだフィルターで自らの視野をさらに狭く、歪ませ、自分のことは棚に上げ、人の揚げ足を取り、批判することで憂さ晴らしをする人が増えています。実際の社会では、様々な人がおり、お互いを認め合うことで成り立っています。他人を尊重するという、人が生きていくうえで大切な要素が欠落してしまっているのです。

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 武田氏は「さとり世代の若者たちは、もしそんな抑圧された社会に不満を溜め込んで発散できないならば、もっと自由に遊んでいい。そして、常に穏やかにユーモアを持って他人と接すれば、より豊かな人生が待っていますよ。」とアドバイスします。via:news-postseven

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