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「表現の自由は、匿名性の陰に隠れることなく立ち上がって発言する人たちのためにある」、米ハフィントン・ポスト、読者の匿名コメント禁止へ

2013.8.24 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 ハフィントン・ポスト(Huffington Post)、は、様々なコラムニストが執筆する論説ブログおよび各種オンラインメディアからのニュース・アグリゲーター。政治、メディア、ビジネス、エンターテイメント、生活、スタイル、環境運動、世界のニュース、お笑いなど幅広くトピックをカバーしている米インターネット新聞で、リベラルな意見の発表の場として2005年より運営が開始されました。

 現在では本家であるアメリカ版のほか、イギリス版、カナダ版、フランス版、スペイン版、イタリア版、日本版が展開されています。コメント欄を有効活用することで成功したオンラインサービスとして有名となりましたが、ついにというか、とうとう、匿名のコメントは排除し、記事のコメント欄に投稿する読者に対して実名の公表を義務付けると発表したそうです。
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 創業者で発行人のアリアナ・ハフィントン氏は、以前から「「ヘイトスピーチは許されるものではない」と発言しており、これまでもシステムや人間が間に入り、問題のあるコメントは非掲載とする措置を取ってきました。

 ハフィントン氏は「表現の自由は、匿名性の陰に隠れることなく立ち上がって発言する人たちのためにある」「ハフィントン・ポストでは常に、真の対話のための環境を保つことを重視してきた。」「成熟したインターネットのニーズに応えるために、もう1歩前進したい」と、今月21日にボストンで行った講演の質疑応答で語りました。

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 英語圏ではネットの掲示板やソーシャルメディア、コメントの書けるサイトに張り付いて、匿名もしくは実名で嫌がらせコメントを投稿したり、炎上させる人々のことを「トロール」と呼びます。

 この発言は、「トロール」と呼ばれるたちの悪い匿名コメントの問題が深刻化していることを物語っており、事実、ハフィントン氏は「トロールはますます攻撃的になり、醜悪になっている」と語ったそうです。

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 ウェブサイトは今日にいたるまで、匿名の陰に隠れて悪質な投稿でコメント欄を埋め尽くしてしまうユーザーを取り締まるための対策に苦慮してきました。ソーシャルメディアなどでサイバーいじめに遭い、ユーザーが自殺に追い込まれる事件も世界中で起きています。

 ハフィントン・ポスト、来月から新しいポリシーの導入を予定しているそうで、具体的な内容については計画が固まり次第発表するとしています。

 ハフィントン・ポストは2005年の創業以来、読者から同紙に寄せられたコメントは2億6000万件に上るそうです。同サイトは現在でも、「文明的で楽しめる場」としての質をおとしめるようなコメントは削除すると明記しています。

via:cnn

 実際にコメント欄の管理というのは大変で、第三者を中傷するようなコメントや、業務威力妨害、名誉棄損に抵触するようなコメントは、管理者の方も罰せられたりします。基本的にブログのコメント欄は管理者側にIPがわかる仕組みとなっているので、場合によってはIP情報を提示する場合もあるわけで、最大手であるハフィントン・ポスト誌の動きは、ネットの匿名コメントについて新たな展開を生みそうです。

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