ロシア人、体調が悪くても、その原因が酒とタバコにあるとは思っていない人多数
2013.8.7 12:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)
全ロシア世論調査センターが行った、健康に関する調査結果によると、体調不良、病気の原因として、ストレス、劣悪な環境と年齢的なもの、生活水準の低さなどを挙げる国民が大多数を占め、逆に飲酒・喫煙が害を及ぼしていると思う人は5%と、ほとんどいなかったそうです。
調査結果によると、体調不良の原因に、生活で感じるストレスと不安を挙げたロシア国民が30%、劣悪な環境を挙げたのが26%、老齢によるものと答えたのが24%、病気予防、治療にかける資金不足、また遺伝的なものと答えたのがそれぞれ21%と上位を占めました。
また、健康に有害な生産に従事していること、そうした工場付近に居住していることを挙げた人は14%と少なく、健康に不適切な気候条件を挙げた人は13%、休息がとれないこと、長期間の治療が受けられないこと、栄養不足が原因だと考える人は11%となったそうです。
体調不良の原因をスポーツ、体操を軽視していることにあると考える人は6%と少なく、飲酒や喫煙が害を及ぼしていると思う人は5%に過ぎなかったそうです。
病気は神が罪に対する天罰として与えたものだと信じている人は4%いたそうです。
ウォッカの国という印象のあるロシアですが、お酒が健康を害するという概念はやはりあまりないようです。
via:.ruvr
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