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自分の好きな仕事や活動の時だけ元気になる「新型うつ病」は排除せず、適切な診断をすべき(日本うつ病学会)

2013.7.31 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 日本うつ病学会は20日、北九州市で開いた総会で、自分の好きな仕事のときだけ元気になるなどの特徴がある、いわゆる「新型うつ病」について、企業は患者を排除せず適切な診断をする必要があると訴えたそうです。。
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 新型うつ病の特徴は

(1)自分の好きな仕事や活動の時だけ元気になる
(2)「うつ」で休職することにあまり抵抗がなく、休職中の手当など社内制度をよくチェックしている
(3)自責感に乏しく会社や上司のせいにしがち

 などと紹介されました。同学会は昨年7月に初めてうつ病の治療指針をまとめた際、「医学的知見の明確な裏打ちはない」と新型うつ病を指針の対象外としましたが、悩んでいる患者は少なくなく、うつ病や適応障害、人格障害など、適切な診断が必要としました。

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 総会会長を務めた中村純産業医科大教授は「患者はコミュニケーションが下手な傾向があり、精神療法が効果的なことが多い。企業は患者を職場で排除的に扱わないで欲しい」と話していたそうです。

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