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絶滅したはずの肉食ハエの幼虫に頭を食われた英国人女性旅行者(ペルー)

2013.7.23 21:00 動画ニュル・蓮コラ・蛆虫 # コメント(-)

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 ペルーを旅行した英国人女性、ラシェーリ・ハイスさん(27)は頭痛を訴え、病院で検査を受けたところ、頭部から、肉食のハエ、”新世界ラセンウジバエ”の幼虫が見つかったそうです。幼虫は皮膚を破って内部から頭を食いちぎっていたそうです。
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 ハリスさんは旅行中、頭にハエがとまっていたのには気づいたものの、特に注意を払わなかったそうです。ところが帰国と同時に頭部に激痛を感じ、病院に駆け込んだところ、頭部に肉食虫の新世界ラセンウジバエ(Cochliomyia hominivorax)の幼虫8匹が見つかりました。



幼虫はハリスさんの頭部をかじり、すでに12ミリの長さのトンネル状の穴を開けていたそうです。今のところ医師らが駆除に成功したのは8匹のうちわずか2匹。幼虫がハリスさんの脳にまで達した場合、死にいたる危険性があるため、医師らは手を尽くして残りの虫の駆除にあたっているそうです。

この虫はかつて、大規模な不妊虫放飼(ふにんちゅうほうし)と呼ばれる、根絶作戦が行われ全滅したと思われていましたが、実は生き残っていることが最近になって明らかにされたそうです。不妊虫放飼は、害虫駆除の方法の一つで、人工的に不妊化した害虫を大量に放すことで、害虫の繁殖を妨げる方法のことだそうです。
新世界ラセンウジバエ


  ラセンウジバエは、人や動物の傷口に大きな卵塊を産みつけると そこから孵った蛆が集団で傷に食い込んできます。アンモニア臭を放ちながら組織を腐らせつつ食い荒らし、しばしば宿主を死に至らしめる怖い虫なのだそうです。

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