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ロシア当局、日本のHENTAIアニメを児童ポルノと認定

2013.6.22 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

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 日本では現在、自民・公明・日本維新の会の3党が今国会に提出した児童ポルノ禁止法改正案が議論を呼んでいるところですが、The Voice of Russiaの報道によると、ロシア連邦通信・IT・マスコミ監督局は日本の「HENTAI」アニメの調査を行い、これを児童ポルノと認定したそうです。
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 事の始まりは、ロシア連邦通信・IT・マスコミ監督局のホットラインに、ロシアのソーシャルネットワーキングサービスに投稿された日本の変態アニメに関する苦情が相次いで寄せられたことから始まったそうです。

 ネットワークセキュリティー協会の専門家センターは、それらのアニメを評価し、アニメに違法な内容が含まれていないかを調べるため、総合調査を実施。専門家たちは1.アニメにポルノ的性格を持つ情報が含まれているか。2.アニメの登場人物の年齢、3.閲覧の制限などが実施されているのかについて調査を行ったところ、ロシアのソーシャルネットワーキングサービスに貼り付けられたウェブサイトのアドレス16個のうち13個の作品に、14−18歳を描写したポルノが含まれていたとの結論に達したそうです。専門家たちは、変態アニメには芸術的、文化的価値はないとの判断を下しました。なお、これらの作品は閲覧禁止ブラックリストに登録されることになるそうです。

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 調査を行ったネットワークセキュリティー協会のデニス・ダヴィドフ会長は、「このようなアニメをみているのは、主にサイコパスだ」とした上で、「専門家たちは、このような種類のアニメによって、作品の中で描かれている行動が反社会的であることを理解しない人々が増えていると指摘している。これに関連して、子供に対する性犯罪も増加している。ロシアでは、性的暴行事件の2件に1件が、未成年者に対するものだという残念な統計もある。このようなアニメは、その影響を拡大させている。そのため、このようなアニメは閲覧禁止サイトのリストに登録されるべきだ。私たちは日本の専門家と相談した。日本の専門家たちも、この問題の存在を認めた。だが、アニメの製作過程では実際に子供に対する暴行は行われていないため、これは児童ポルノや法律違反としては認められていないという。私には、日本で子供に対する性犯罪、またそのようなアニメによる影響について調査が行われているのかはわからない。」と述べたそうです。

 その一方で日本アニメファンでサイト「オタク」の編集長を務めているワレリー・コルネエフ氏は、「『変態』が製作される過程で苦しむ人は誰もおらず、犯罪の事実もない。『変態』に熱中することで、『未成年者を暴行する恐れを持った子供になる』とする主張は、なんの説得力のある根拠も持っていない。日本の性犯罪の統計をみるならば、最近50年間でその数は激減している。」とこれに反論しているそうです。via:ruvr

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