「売春婦で幸せ!」このスローガンが批判を受けキャンペーン中止に(ブラジル)
2013.6.8 09:00 知る・歴史・文化 # コメント(-)


ブラジル保健省が売春婦にコンドーム使用を促したり、性感染症の治療を受けることを奨励するキャンペーンを「売春婦で幸せ!」というスローガンのもと、インターネット上で始めたところ、保守系議員から批判を受けて5日に中止に追い込まれたそうです。
このキャンペーンは先週末から保健省のウェブサイトなどで行われていたもので、これに対し、キリスト教福音派の議員らから批判が続出。ある議員は「児童買春の撲滅に努めている中、このキャンペーンは逆にそれを奨励するものだ」と怒りをあらわにしたそうです。

来年のサンパウロ州知事選への出馬がささやかれているパジリャ保健相は4日遅くにツイッターで、キャンペーンは自分の許可なく行われたと釈明。キャンペーン取り下げも批判を受ける前に決定されたとしています。
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