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若者のネット依存高まる韓国、「乗馬セラピー」が効果をあげる

2013.1.10 09:00 動画歴史・文化 # コメント(-)

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若者のインターネット中毒が社会問題化している韓国では、ネット依存からの社会復帰に乗馬療法プログラムが効果を上げているそうです。

  国民の約3分の2がスマートフォンを所有するなど、インターネット普及率で世界トップクラスの韓国では、ネット依存が大きな問題になっており、政府統計によれば、10-19歳の年齢層では全体の約1割に相当する68万人がいわゆるネット中毒とされています
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 こうした状況に対処するため、韓国政府は昨年、午前零時から同6時までは16歳未満のオンラインゲーム利用を禁止する「シャットダウン制」という規制を導入しました。しかし、親のアカウントを使うなどして同規制をくぐりぬける若者も多く、効果は限定的となっている模様。

 ロイターの取材に応じた14歳の少女は「1日7時間コンピュータゲームをやっていた。母親がいなければ徹夜もしていた」と語りました。1_e

 この少女の両親は、娘をネット依存から抜けさせようと音楽セラピーなどいくつもの方法を試みたものの、どれもうまくいかず、あきらめかけた時に乗馬を通じて情緒障害や行動障害の治療を試みるセンターを紹介されました。

 センターに通い始めた少女は「馬が気になって、どうしたらもっと上手に乗れるようなるか考えているうちに、コンピューターやインターネットへの関心がなくなった」といいいます。

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 同センターでは専門家によるカウンセリングも受けたものの、最も助けになったのは馬だったとこの少女は語ります。センターの乗馬インストラクターは「馬は誰もが簡単に気持ちを通わせることができる動物」だと話します。

Internet Addicts Get Horse Therapy - January 2013


 韓国乗馬協会によると、同協会が所有する治療センター2カ所では、インターネット中毒のほかにも、うつや注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療プログラムに1日約50人が通っているそうです。

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