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彼らがどのような差別を受けているのか?1年間同性愛者として暮らしてみて感じたこと。

2012.10.23 12:15 動画面白 # コメント(-)

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 米テネシー州ナッシュビルに住むティモシー・クレック(26)は生まれた時から洗礼を受けた保守的なクリスチャンで、異性愛者です。あることがきっかけで、周囲に「自分は同性愛者である」とカミングアウトし、いったい人生にどのようなことが起きるのか、1年間過ごしてみたそうです。この計画を知っているのはごく親しい2人の友人と叔母の3人だけ。もちろん母親も真実を知りません。
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ソース:Why a Bible belt conservative spent a year pretending to be gay | World news | The Observer
「1年間同性愛者として生きる」という大胆な行動をとった異性愛者の男性が話題に | ロケットニュース24

 クレック通っていた教会では「同性愛者は神の嫌悪の対象であり罪である。天国に行くためには悔い改めなければならない。」と教えられ、その教えを疑うことはなかったそうです。

 ところが4年前、友人女性が、「実はレズビアンである。」とクレックに明かしたのをきっかけに、同性愛者について考えるようになりました。その女性は同性愛者であるとことをカミングアウトした結果、周囲から拒絶され言われもない差別を受け続けていたと泣きながら話したそうです。

 彼女の話があまりにも衝撃的で、心が揺さぶられたというクレック氏は、「同性愛者というラベルを貼られると、人生にどのようなことが起きるのか?可能な限りの現実感を持って理解したいと」と思い、1年間同性愛者として生きることを決意し、友人や家族を含めあらゆる人々に自分はゲイであるとカミングアウトしたそうです。彼が計画的にこうした行動をとっていることを知っていたのは、彼のおばさんと一人の親友、そして彼氏として「採用」されたゲイの友人の3人だけでした。

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 母親はクレックに「ゲイである」と告げられた時、自分が末期ガンであると宣言されたほうがまだましなぐらい衝撃を受けたそうです。カミングアウト後、今まで親しくしていたクリスチャンの友人たちのほとんど全員が彼を無視するようになりました。
 
 また、ゲイを偽装するというのも大変なことだったようで、ゲイの人向けのカフェで仕事を得たり、ゲイバーに通ったりしながら、偽装ボーイフレンドであるゲイの友人の助けをかりてゲイのコミュニティに入っていったクレックでしたが、「大きなたくましいテディーベアちゃん」としてその筋の人に人気だったようで、様々なナンパやセクハラに会い、実際は異性愛者であるクレックは、嫌悪感にさいなまれることもあったそうです。

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 その後、クレックの同性愛者宣言に激しいショックを受けた母親は、最終的には彼のセクシュアリティを受け入れ「非常に保守的なクリスチャンからゲイコミュニティの理解者へ」と変化していったそうです。

 「僕が経験したことは同性愛者たちの一般的な経験と比べたら、全くたいしたことがないよ。ゲイであることを隠しながら生きることがどれだけつらいか、ほんの少しつかめただけにすぎない」とインタビューに対し、謙虚に語りました。

 かつて同性愛者を嫌悪していた彼が、心の中で芽生えた疑問の答えを得るべく、友人を失うというリスクを冒してまでとった大胆な行動は世界中で大きな反響を呼んでいるそうです。

The Cross in the Closet- Book Trailer


 クレックは、1年間のゲイ体験を本としてまとめ出版する予定になっているので、日本で翻訳版を手にする機会がありそうです。なお、出版によって得た利益の一部をホームレスのゲイの若者たちを受け入れる施設に寄付する予定だそうです。

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