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「チョコレート」にドラッグのような依存性? 脳の働きが活性化(米研究)

2012.10.17 09:00 知る面白 # コメント(-)

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 チョコホリック(チョコレート中毒)という言葉があるように、チョコレートがやめられない止まらないな人が存在することは前々から知られていましたが、米ミシガン大学の研究者によると、チョコレートをどうしても食べたくなるという衝動は、薬物依存症と似ていることが判明したそうです。
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ソース:「チョコレート」にドラッグのような依存性? 脳の働きが活性化 - MSN産経ニュース

 ミシガン大学の研究グループは、脳にある「新線条体」と呼ばれる領域から、チョコレートを食べるときに「エンケファリン」という化学物質が放出されているのを発見したそうです。「エンケファリン」は、痛みの感覚の制御や報酬のメカニズムに関係する神経伝達物質で、麻薬を摂取した時にも同様にこの物質が放出されることで知られています。

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 このような結論にたどり着くために、研究者たちはモルモットで一連の実験を行いました。モルモットには、この神経伝達物質がどのような影響を引き起こすかを調べるために、一定量の興奮剤を新線条体に直接投与しました。

 興奮剤を投与後、モルモットたちは、なぜか普通と比べて2倍の量のナッツ入りチョコレートを食べ始めましたそうです。モルモットたちがチョコを食べれば食べるほど、エンケファリンのレベル上昇することを研究者たちは確認しました。このことから、彼らは、チョコレートの側にある種の「麻薬効果」があることを仮定するに至ったのだそうです。

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 研究グループで、雑誌『Current Biology』において論文を発表した著者のひとり、アレクサンドラ・ディフェリーチェアントニオは「研究からは、エンケファリンが食べる衝動を増加させる物質であるように思われます。そしてこのことは、脳が過食に対して報酬を与えるシステムをもっていて、このシステムがいままで考えられていたよりもずっと複雑であることを示唆しています。新線条体におけるエンケファリンが、ある種の過食と依存性を誘発しているということはありえます。」と説明。

 エンケファリンがガソリンとなって、チョコレートを食べるように仕向けるエンジンである新線条体を動かしている可能性も示唆されます。 実際このメカニズムは、人間においても同じ仕方で機能するかもしれないとのこと。

 「肥満の人々が食べ物を目にしたり、麻薬中毒者がドラッグを眺めるときには、わたしたちがここでテストしたのと同じ脳の領域が活性化します」と研究者たちは強調しています。

 研究者たちは、「食べるのを止められない」というこの不思議な現象を解明できたと信じています。わたしたちは抑制したいと思っていながら、しばしば受動的に、気づくことすらなく食べたい衝動に打ち勝てないという経験をしています。この実験結果が、肥満と戦う為の新しい効果的な方法を生み出すかもしれません。

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 一方でこんなニュースもありました。チョコ摂取量多い国はノーベル賞輩出の確率高まるという研究です。

ソース:チョコ摂取量多い国、ノーベル賞輩出の確率高まる=研究(ロイター)

 米ニューヨークの病院に勤務するフランツ・メッサーリ医師は、チョコレート消費量とノーベル賞受賞者を輩出する確率に相関関係を見いだしました。同医師が23カ国のチョコレート摂取量とノーベル賞受賞者数の人口比を調べたところ、チョコ摂取量多い国ほどノーベル賞輩出者が多いとのこと。

 最も相関関係が見られたのはスイスで、スウェーデン、デンマークがそれに続きます。スイス出身のメッサーリ医師は「スイス人は平均で、1本当たり85グラムのチョコバーを年間120本食べる」と話します。同医師はこの研究をばかげているとしながらも、データは合理的だとしています。

 また、2001年にノーベル物理学賞を共同受賞した米国人物理学者のエリック・コーネル氏は、チョコレート消費量は国の富に関連し、質の高い研究も国の富に関連すると指摘。ゆえに、「チョコレート消費量と質の高い研究に関連性があると言えるだろう。ただし、直接的な因果関係はないが」と付け加えたそうです。

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