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男性の膣内射精障害が増加傾向に(日本限定)

2012.8.4 09:00 知る面白 # コメント(-)

名称未設定-1 最近、性行為の際に射精できない若い男性が増えているそうです。泌尿器科医の小堀善友医師によると、「性交時に膣内で射精できないという性機能障害のひとつです。今まで性機能障害といえば、ED(勃起不全)が主でした。しかし、バイアグラに代表される治療薬の登場で、EDは飛躍的に治療が進みました。すると、それまでEDの陰に隠れていた膣内射精障害が大きくクローズアップされるようになってきたのです」とのこと。
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ソース:今、男性の膣内射精障害が問題になっている - 週プレNEWS

 膣内射精障害とは、自慰行為では射精できるが性行為では射精できない状態のこと。小堀医師が勤める獨協医科大学越谷病院で15ヵ月間にわたってデータを取ったところ、不妊症で外来した男性患者549人のうち46人がなんらかの射精障害を訴え、そのうちの16人が膣内射精障害だったそうです。近年は増加傾向にあり、潜在的な人数を考えると相当数にのぼると推測されるそうです。

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 この病気はの原因は、何なのか?小堀医師によると、「膣内射精障害の病因は不適切な刺激方法によるものと心因性のものとに分類されますが、その多くは不適切な刺激方法、つまり、間違ったマスターベーションによるものなんですね。そのなかでも特に多いのは、布団や畳などに圧迫して射精する、非用手的マスターベーションです。男性器を手で上下にこする一般的な方法と違って、圧迫することで快感を得るんですね。この方法に慣れてしまうと、性行為で射精することはおろか、手を使ったマスターベーションで射精することすら、とても困難になってしまいます」とのこよ。

さらに、次のような行為も膣内射精障害の要因になるそうです。

「強すぎるグリップです。手を使ってマスターベーションをするのですが、握る力が強すぎるため、膣の刺激では弱すぎて射精に至らないというケースです。どれくらい強く握るかというと、一般男性がマスターベーションのときに男性器を握る握力が平均4.25kgだったのに対し、強すぎるグリップで射精障害になっている患者さんは軒並み10kgを超えていたというデータがあります」

 膣内射精障害になってしまった場合の治療法としては、正しいマスターベーションを心がけることが一番なのだそうです。

 「面白いことに、膣内射精障害が報告されているのは世界でも日本だけなんです。アメリカで射精障害というと、そのほとんどが早漏です。なぜ膣内射精障害が日本だけなのかは今後の研究課題ですね。ともあれ、今後は思春期の性教育における正しいマスターべーションの指導方法などが、より重要になってくることは間違いありません」

 射精障害に悩む患者が増えれば、日本の出生率に影響を与える可能性もあります。日本の少子化は、いろいろな要因があるようです。

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