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亀の甲羅のような皮膚を持つ「タートルボーイ」と呼ばれた少年、背中のコブの摘出手術に成功(コロンビア)

2012.5.2 21:00 画像歴史・文化 # コメント(-)

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 先天性色素性母斑により背中の皮膚が亀の甲羅のように盛り上がってしまった少年が、皮膚除去手術を受け背中の甲羅を除去することに成功したそうです。

 コロンビアに住むディディエ・モンタルボくん(6歳)は、子どもの頃から背中のコブのような疾患を持ち、信仰深い地元では「悪魔の呪い」だと言われ、満足に学校に通うこともできませんでした。
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ソース:The astonishing recovery of 'turtle boy': British surgeon helps child live normal life by removing huge back mole that resembles a shell

 どんどん背中のコブは悪化していったのですが、母親にはディディエくんの手術のお金を工面することができませんでした。

 「タートルボーイ」と揶揄されている少年がいるという噂を聞いたその道の名医、ニール・バウストローデ医師は、彼を助けようとコロンビアに行き、現地で医療チームを結成。ディディエくんの手術を行い、コブを摘出することに成功。その後何度か皮膚移植を行い、ディディエくんはとうとうコブとおさらばすることができたのだそうです。

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 治療は全て無料で行われたそうで、その様子はイギリスのテレビ番組「チャンネル4」がドキュメンタリーとして放送するそうです。

 執刀を行ったバウストローデ医師は、「ディディエくんの母斑は体全体の4分の3を占めており、今までみた中で最悪のケースだった。痛みを伴う苦しい手術にもディディエくんは耐え、治癒したことがとてもうれしい」と語りました。この疾患は胎児の遺伝子の突然変異によって引き起こされる皮膚細胞の異常変形が原因であると考えられているそうです。

Turtle Boy

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