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世界の兵器輸入、アジア諸国がトップを独占

2012.3.22 09:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

武器 トックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI)は19日、過去5年間で通常兵器の輸入が最も多かったのはアジア・オセアニア地域だったなどとする世界の兵器取引についての報告書を発表したそうです。
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ソース:世界の兵器輸入、アジア諸国がトップを独占 国際ニュース : AFPBB News

 アジア・オセアニア地域は全体の44%を占め、ヨーロッパ(19%)、中東(17%)、南北アメリカ(11%)、アフリカ(9%)が続いた。国別の1位は全体の10%を占めるインドで、韓国(6%)、中国とパキスタン(いずれも5%)、シンガポール(4%)が続き、これら5か国で全世界の兵器輸入の30%を占めていました。

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 2006年と2007年の調査で1位だった中国は、今回は4位に順位を落としたものの、SIPRIは「中国の兵器輸入の減少と同時に、中国製兵器の品質向上と輸出増加がみられる」と指摘。中国製兵器の輸出は、主にパキスタン向けが増えたが、それ以外の重要な市場には十分に浸透していないと分析。

 それでも中国の兵器輸出量は、米国、ロシア、ドイツ、フランス、英国に次ぐ世界第6位になっているそうです。

 表に見えている数値なのでなんともいえないわけですが、裏では「死の武器商人」たちが今でも暗躍しているのだろうか?と中2設定の妄想が頭をよぎったり。っということで死の商人と呼ばれた人々、会社、国のリストを参考までに。

 「死の商人」と呼ばれた人々、会社、国
■個人■

ビクトル・ボウト(Viktor Bout、1967年1月13日-)
ドゥシャンベ生まれのタジク人。元ソ連陸軍中佐。映画『ロード・オブ・ウォー』において、ニコラス・ケイジ演じるユーリー・オルロフのモデルとなったとされる武器商人。コロンビアのFARCに地対空ミサイルを密売する計画に関与したとして2008年に逮捕されアメリカで拘留中。

サルキス・ソガナリアン
トルコ生まれのアルメニア人で、サッダーム・フセイン御用達の武器商人として知られる。

バジル・ザハロフ
トルコ生まれのユダヤ人。「神秘の男」の別称を持ち、第一次世界大戦を引き起こした人物とも揶揄される。

アドナン・カショギ
サウジアラビアの武器商人。

アルフレート・クルップ
重工業企業クルップ社の創業者。大砲王と揶揄される。

アルフレッド・ノーベル
ノーベルの身内が亡くなった際、フランスの某新聞(紙名不詳)がノーベル本人が死んだと勘違いし、「死の商人死す」という死亡記事を書いた。これを読んだノーベルは傷ついてノーベル賞を制定した。

坂本龍馬
彼を中心として結成された海援隊の実態は武器商社である。

大倉喜八郎
幕末の実業家で大倉財閥の創立者。

トーマス・グラバー 
幕末の兵器商人。

ジョン・ラーベ
日中戦争時、中国軍に武器を売っていたとされる。

■会社■

クルップ社
ドイツの重工業企業。銃や大砲、戦車などを開発、販売していた。

デュポン社
アメリカの化学製品開発会社。火薬やナイロン製品の軍への納入、化学兵器や核兵器の開発に関与していた。

■国家 ■

アメリカ合衆国
ロシア・ソビエト社会主義共和国
フランス
中華人民共和国
スウェーデン
ベルギー

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