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自殺者続出、死の工場と呼ばれるフォックスコン工場内の様子

2012.2.1 09:00 画像歴史・文化 # コメント(-)

china

 アップルやデル、ヒューレット・パッカードといった大手メーカーにマザーボードや各種コネクタをはじめとした各種パーツのOEM供給、筐体の組み立てを行っている台湾に本社を構え、生産拠点は主に中国にあるフォックスコン社は、過酷な労働条件などが原因で昨年では12人の従業員の飛び降り自殺をはかり、うち10名が死亡したそうです。

 従業員の相次ぐ自殺は世界的に話題を呼び、精神的カウンセリングのために仏教僧を招いたり、精神科医も招いてカウンセリングの提供を受けたりしているそうですが、従業員に変わってロボットを導入する予定もあるそうです。

 そんなフォックスコン工場内の様子がわかる画像が公開されていました。
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source :GigaPica : Foxconn, China's Fear Factory of Death

 wikipediaによると、富士康深圳龍華工場の従業員の勤務体系が1日15時間、月の残業80時間超に及ぶ一方で月収はわずか27ポンド(3258円)という報道もあったそうです。

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自殺防止のため、階段の手すり部分に鉄線を張る広東省深セン市の工場寮
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 ファックスコンは大手メーカーの部品製造を一手に担っている一方、様々な事件が続出しており、有名な事件としては、第4世代iPhoneのプロトタイプが紛失した問題で、25歳の従業員に対し同社中央公安部門が激しい尋問、さらには暴行を加えてその従業員が自殺するという事件がありました。最近でも、メキシコ工場の従業員が、夜勤明けの従業員向けの帰宅用バスが来なかったという理由でアクティビティ・センターに放火したという事件も起きています。

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