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太平洋戦争前後、疲労回復薬として使用されていた覚醒剤「ヒロポン」の広告画像

2011.11.12 21:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

ヒロポン ヒロポンは、大日本住友製薬によるメタンフェタミンの商品名で、太平洋戦争以前より製造されており、「除倦覚醒剤」として販売されていました。疲労倦怠感を除き眠気を飛ばすという目的で、軍・民で使用されていたそうです。

 いまでこそ、覚醒剤の代名詞であるヒロポンですが、当時は副作用についてまだ知られていなかったため、規制が必要であるという考え方自体がなく、一種の強壮剤のような形で利用されていました。(wikipedia)

 ヒロポンの広告を集めて紹介しているサイトがあったみたいなので参考までに。
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【42000おまけ ひろ子さんも、ヒロヒト君も】(via tamahime_b
広告画像や内容に関しては上記リンク先をご覧ください。
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 ヒロポンの瓶(ソース:東京都薬剤師会・北多摩支部
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終戦直後に軍の備蓄品が一気に市場へ流出し酒や煙草といった嗜好品の欠乏も相まって人々が精神を昂揚させる手軽な薬品としてヒロポンは日本全国に蔓延しました。その依存者(ポン中)が大量発生し、中毒患者が50万人を超えるなど社会問題となったそうです。

 政府は1949年(昭和24年)にヒロポンを劇薬指定して覚醒剤製造の中止を製造業者に勧告し、1951年(昭和26年)に覚せい剤取締法を施行しました。これに伴い、日本国内では同法により規定された研究・医療機関への販売や、統合失調症やナルコレプシーの治療等、限定的な医療用途での使用といった項目を除いて、一切の使用・所持を禁止したそうです。

 当時ののどかな四コマ漫画(ソース:Wearable Ideas RLL - のどかな時代
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