21世紀の無法地帯、中国IKEA(イケア)の使われ方
2011.10.23 09:00 画像・面白 # コメント(-)


全世界に店舗がある、大型北欧家具チェーン店「IKEA」が中国の上海イケアが無法地帯となっていることは、既にニュース報道なのでご存知の方も多いと思いますが、NAVARまとめサイトにて、その画像がたくさん公開されていましたので、まとめてみてみることにしましょうそうしましょう。
ソース:中高年者占拠で「お見合いカフェ化」…上海IKEAの現状 - NAVER まとめ
中国には1998年、上海に最初の店舗がオープン。その後、北京、深セン、広州、大連、沈陽、南京、成都と順調に店舗を展開し、2011年6月23日に上海に第2号店をオープン。どの店舗も様カフェテリアを併設していますが、会員になるとコーヒーが無料になることから、地元のお年寄りに占拠される事態となっているそうです。



開店と同時に大勢のお年寄りがやってきて6時間以上も居座るそうで、上海では老人社交クラブ主催者がイケアのカフェテリアを会場としてメンバーを集めており、問題が深刻化しているとのこと。

この団体は年齢45歳から65歳で”交友活動”を目的としており、曜と木曜の午前10時の開店と同時に無料のコーヒーを手にほとんどの椅子とテーブルを占拠。300〜400人の中高年が持ち込みの食べ物やスイカの種を食べながら大声で話し、”交友活動”は午後10時の閉店まで続きます。一般の客がカフェテリアを訪れても席がなく立ったままコーヒーを飲んでいたり、席を求める一般客と居座る交友活動中の中高年との間で喧嘩が絶えず、時に殴り合いになることもあることも。
交友活動のある火曜と木曜はカフェテリアの床は吐き出されたスイカの種や持ち込み食料のゴミでいっぱいになるそうで、さらには大量のコーヒーカップが紛失。普段は1日あたり10個程度のコーヒーカップが破損したり紛失したりするが、火曜と木曜は100個程度が紛失するそうです。また店が用意するコーヒーの量も半端ではないそうで、1日あたり消費するコーヒーや粉末クリームはそれぞれ1カートン、火曜はそれぞれ6カートンに登るそうです。



イケア側は集団で占拠しないように、お互いに席を譲るなど文明的な行動を呼びかける張り紙を出したが全く効果がないそうで、イケア側は法的にどう対応していいかわからず、利用者のマナーに期待するしかないとしています。平日のコーヒー無料サービスはあくまでも顧客サービスなので止めるわけにはいかないので、交友団のために仕方なく別に300席を用意したり、集団で占拠しないように説得を続けているそうです
。

また、一般の利用客も、まるでホテルを利用する感覚で、展示品のベッドにマジ寝したり、ソファーや椅子に座って新聞を読んだりするそうです。







先ごろオーストラリアIKEAシドニー店では、買い物に退屈する男性を預けられる無料の店内スペース「マン・ランド」(MANLAND)がオープンしたそうですが、このサービスが中国で展開されることがあるのかどうか?なかなかに難しい問題かと思います。
イケア上海
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