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世界中に異母兄弟がいっぱい?人気が集中した精子ドナーから多数の子ども、近親相姦の危険性も

2011.10.11 09:00 知る面白 # コメント(-)

kyoudaibune 強い種のみが生き残る。選ばれた種のみその種を拡散することができる。そんな生物界の掟は、非情にも精子界でも現れているようです。優勢の遺伝子を持った精子は人気が高く、米国やカナダでは、規制が緩いために同じ父親(精子)から数十人、数百人の子どもが生まれており、専門家らが懸念を示しているそうです。
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ソース:1人の精子ドナーから多数の子ども、近親相姦の危険性も 国際ニュース : AFPBB News

 カナダ保健省によると、フランスや英国とは違い、カナダや米国には、1人の精子ドナーからつくってもよい子どもの人数を制限する法律がないそうで、「デザイナーベビー」を産もうとする家族は、特定の遺伝子や特徴、たとえば目の色やIQレベルなどを基準に、カタログからドナーを慎重に選択する為、その結果、特定の人気ドナーが多くの子どもの生物学的父となっているそうです。

 国際的な基準では、同一の精子ドナーからの妊娠は20回が限度とされています。またデンマークでは同一ドナーからの子どもは25人までに制限されています。さらに、多くの精子バンクが独自の規制を設けていますが、規則は常に守られるとは言えない状況にあるそうです。

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 カナダと米国では最近この問題が取り上げられ、いくつかの映画やドキュメンタリーも製作されたそうです。

 ことし発表されたカナダのコメディー映画「スターバック(Starbuck)」は、手早く簡単に金稼ぎをするために精子を売っていた男性が、意図せずして533人の生物学的な父になっていたというストーリー。

スターバック(Starbuck)ムービートレーラー


 また、トロントのドキュメンタリー制作者、バリー・スティーブンス氏は、自分の経験をもとにした作品を制作しました。スティーブンス氏は精子提供を受けて英国で生まれましたが、彼の生物学的父は、精子バンクを通じて30年間でなんと500〜1000人の子どもをつくっていたそうです。スティーブンス氏の異母きょうだいたちは、カナダ、米国、欧州、その他に広がっているそうです。

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  専門家たちは、1人のドナーに過剰に依存することで、遺伝的疾患や先天性異常が広がる危険性が高まると警告しています。また、一部専門家は、異母きょうだい同士の意図しない近親相姦の危険性すらあると指摘。

 スティーブンス氏は「ある1人のドナーの子ども同士が出会い、セックスをして、子どもを産む可能性は除外できない。さらには、ドナー自身が、自分の娘とセックスをすることだってあるかもしれない」と述べます。

 カルガリー大学の生命倫理学専門家、Juliet Guichon氏は、子どもたちの意図しない近親相姦は想像するよりも頻繁に発生していると指摘します。「精子ドナーを求める人は、同じ社会的・経済的地位の出身者。顔見知りだったり、同じ医師にかかっていたり、近所に住んでいたりする」

 2004年以降、精子ドナーへの対価支払いを中止したカナダでは、結果として在庫が枯渇し、医療機関は米国を中心とした輸入精子に大きく依存しているということで、カナダとアメリカ界隈に図らずも異母兄弟がいっぱいという自体が既に起こっているようです。



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