今日の気になるニュース｢新鮮な精液あります！｣の広告に注意、カナダ保健省が警告
2011.9.8 09:00 知る・面白 # コメント(-) 
ネットで買えないものなど何もない。そんな流れにある中、新鮮な精液を求め、ネットで購入する人が後をたたない現状があるそうです。カナダ保健省は8月30日、インターネットなどで売られている精液には感染症などの懸念があるとして、人工授精などを試みる人びとに警告を発したそうです。
同省はカナダ国民へ向けた発表で｢必ずしも信頼できるとは限らないインターネットなどのルートを通じて入手したドナーの精液を補助受胎に使用することには重篤な健康リスクがありうる｣と警告、｢新鮮な未処理の凍結精液が入手できる、などといったウェブサイト広告には注意が必要｣だと呼び掛けています。
ソース：｢新鮮な精液｣の広告に注意、カナダ保健省が警告 国際ニュース : AFPBB News
カナダ保健省では、ドナーから｢疑わしい方法｣で提供された精液は種々の検査がされていない可能性があり、安全とは言えないと説明しています。
カナダでは、重大疾患の感染リスクを最小限にするため、ドナーからの精液提供には非常に厳格な管理体制が設けられています。カナダの規則では、ドナーから提供された精液には最低6か月の検疫期間が求められる上、ドナーは精液の提供前と、提供から6か月後に、スクリーニングやその他の検査が義務付けられています。さらに、認可を受け、定期検査の対象となっている加工業者や輸入業者の一覧を同省のウェブサイトで紹介しているそうです。
カナダ保健省のゲーリー・ホルブ報道官は、AFPの取材に対し｢具体的な（感染）例があったわけではなく、慎重を期すために警告を発した｣と述べたそうですが、裏ルートで入手したらなかなか感染報告が上がってこないのが実情なのかと。
日本の場合には、主に不妊治療として精子バンクが利用されているそうですが、専門機関でない者が類似のサービスを行ったり、素人男性が自分の精液を販売する行為もあるそうです。日本では非嫡出子が余り一般的でないためかシングルマザーの利用者は少ないとのこと。結婚せず、シングルマザーを望む女性は、精子バンクによらず気に入った男性から精子を貰うこともあるんだとか（wikipedia）
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