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酒を飲むと嫌なことを忘れるどころか逆に記憶力が高まる!?(米研究)

2011.4.20 09:00 知る面白 # コメント(-)

no title 嫌なことから逃れたくてお酒に逃げるという話は良く効きますが、実はそれ間違っていて、お酒を飲むことで逆に記憶力が高まってしまうことが判明したようです。

 テキサス大学の神経生物学者、森川均氏によると、頻繁にエタノール(アルコール)を摂取していると脳のシナプス可塑性が高まる、つまり学習・記憶能力が高まるそうです。

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ソース:実はアルコールは記憶力を上げる / 嫌なことを忘れるためのお酒は逆効果 – ロケットニュース24(β)

 お酒を飲むと、酔ったときの記憶がかっとぶことは、パルモも自分を実験台にして検証済みなので、記憶力が高まるってどういうこと?っとつっこみを入れたくなってしまうわけですが、これに関しても解明できるそうす。

 森川均氏は、「普段私たちが考える記憶とは、表層意識での記憶のことです。アルコールを飲むと、同僚の名前、言葉の意味、今朝車を停めた場所など表層意識での情報は忘れやすくなってしまいます。しかし、私たちは潜在意識でも物事を学習したり記憶したりしており、この潜在意識での記憶力が高まっているということなのです」とのこと。

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 つまりアルコールは、人の名前など表層意識における記憶力は低下させますが、潜在意識における記憶力は上昇させるということなのだそうです。

 人がアルコールを摂取したり麻薬を服用したりする時、潜在意識ではそういった物への摂取・服用能力が高まっているだけでなく、その時の食べ物、音楽、周りにいる人間、社会的状況などに関する記憶や習性も形成されやすくなっているそうです。

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 またアルコールを摂取した時に、脳内で分泌されるドーパミンも記憶力アップに関わっているそうです。

 そしてドーパミンは、飲酒に伴う友人とのおしゃべりや好きなものを食べるという楽しい行為により、さらに分泌され、その結果、飲酒時の記憶力は一段と高まっているとのこと。

 確かにお酒を大量に飲んだ後、よくは覚えていないのだけど、むなしさやせつなさや心折れた状態に陥ることはよくあるわけで、あれってもしかしたら、飲んでしでかしちゃったことを潜在意識がしっかり記憶していたから?と考えちゃっていいわけなのでしょうか?

 ちょっとだけよとブレーキをかけながら飲んでいたつもりが、脳内ではアクセル全開バリバリ加速命令が潜在意識によって発動されていたのだとしたら、もう自分に責任の持てる範疇じゃないので、いろいろあきらめる方向で処理することにしますそうします。

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