中国・雲南省のテーマパーク「小人の国」
2010.12.25 19:00 画像・歴史・文化 # コメント(-)
昨年9月に中国・雲南省でオープンしたテーマパーク「世界胡蝶生態園」内にある「小人の国」が世界的な注目を浴びているそうで、ロシア系サイトでもその様子が公開されていました。
「小人の国」は、低身長の人びとによるテーマパークで、「住民」は全国各地からやってきた100名ほどの身長130センチメートルに満たない低身長者たち。テーマパーク内に住み込んでそれぞれ分担された作業を行い、給料をもらっているそうです。給料は毎月1人あたり平均1400元(約1万9000円)で、パーク内の警備員やスタッフよりも高い金額だそうです。
「小人の国」の運営者は、設立の目的を低身長者たちの安住の地を提供するためと語っており、住人たちは、これまで一般社会では、差別的な扱いを受けていたけれど、ここでの生活は幸せであることを語っていたそうです。(ソース)
パークのマネージャー、陳明鏡氏は「私は商人であり、我々は企業だ。慈善団体ではない。我々の目的は障がい者が自分たちの生存空間や尊厳の問題を解決することを手伝うことであり、単にお金をあげるというものではない」と語り、外部から挙がっている「障がい者を利用して観光客の好奇心を満たす金儲け」という疑問の声を「我々は自分たちができることをしているだけのこと。」と全く相手にしていないそうです。
当の住人である低身長の人々は、「生活が安定した」「誰からも笑われなくなった」「ここに来てよかった」と語ったそうです。不本意に笑われるのと、自らの意思で笑わせるのは「個人の尊厳」においてはまったく別の意味を持ち、少なくとも「小人の国」では、彼らは尊厳を持って生き生きと生活しているようです。
動画【Dwarves a big hit at China theme park 】
パークのマネージャー、陳明鏡氏は「私は商人であり、我々は企業だ。慈善団体ではない。我々の目的は障がい者が自分たちの生存空間や尊厳の問題を解決することを手伝うことであり、単にお金をあげるというものではない」と語り、外部から挙がっている「障がい者を利用して観光客の好奇心を満たす金儲け」という疑問の声を「我々は自分たちができることをしているだけのこと。」と全く相手にしていないそうです。
当の住人である低身長の人々は、「生活が安定した」「誰からも笑われなくなった」「ここに来てよかった」と語ったそうです。不本意に笑われるのと、自らの意思で笑わせるのは「個人の尊厳」においてはまったく別の意味を持ち、少なくとも「小人の国」では、彼らは尊厳を持って生き生きと生活しているようです。
動画【Dwarves a big hit at China theme park 】
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