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未成年就労と劣悪労働環境問題になったマイクロソフト社の下請け会社の社内写真(中国)

2010.4.21 19:00 画像歴史・文化 # コメント(-)

maikuro 米Microsoft社の下請け製造会社「KYE Systems」の中国工場(広東省東莞市)の労働環境が劣悪すぎるという調査報告を受け、マイクロソフト社が担当者を中国に派遣し、詳しい調査に乗り出すと、今月15日に発表になったわけですが、これらの写真は中国工場内の様子を撮影したものだそうです。

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Slaves at Chinese Factory That Produces for Microsoft

 中国にある Microsoft の下請け製造業者に関するこの疑惑は、世界中の労働環境を監視している非営利団体 National Labor Committee (NLC) が13日に公開したレポートで明らかになったもので、KYE Systems は、16〜17歳の勤労学生を数百人、最も多いときで1000人雇用し、1週間に6日から7日のシフトで、1日15時間も働かせている上、彼らを狭苦しい14人部屋の宿舎に住まわせ、仕事をしながら取らざるを得ない工場での食事代を差し引いて、わずか0.52ドル(48円)の時給しか支払っていないそうです。

 また、自由行動はいっさい禁じられ、決められた時間帯しか工場を出ることを許されておらず、警備員や寄宿舎の職員による女子に対するセクシャルハラスメントもあったそうです。

 労働中の空調設備はスイッチが切られており、上司や顧客が訪問したときのみ運転するそうです。
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取引先リスト
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取引先のメインはマイクロソフト社
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 公式には、「作業研究」学生と発表される大多数の労働者は、トレーニングと称して労働を強いられているそうです。最も若い「学生」は、14-15才だそうです。

 KYE労働者のうちの1人のトレーニングカード
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 中国の法律では15歳の以下の労働が禁止されており、未成年のカテゴリながら 16 - 17歳では8時間までの労働が許されています。

 ここでは通常でも1週間休みなしに日々12時間労働が行われており、シフト内に業務が完了しなかった場合は追加作業で15時間勤務も常態化していたそうです。1年のうち休めるのは、国などが定めた祝日だけ。

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 工場での学生労働者の雇用は中国ではよく行われているそうですが、これら未成年クラスの学生労働者にも上記のような超過勤務を強いていた模様。2009年の金融危機以降、15歳以下の違法雇用は減少したというものの、依然としてそれ以上の年齢では超過労働で学生らを縛る状態が続いているそうです。

 また、工場内では食券を購入してそれにより食事が与えられるが、これも給料からの天引きで、2回の食事無料と引き換えに、割高の食券を買わされるはめになっているそうです。

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 10分間の休憩がやってくると、学生労働者はみな倒れ込むように仮眠を取るそうです。

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 もし仕事上ミスをしたり、床に製品を落とすと、彼らは罰則が与えられるそうです。友人と同僚の前で恥をかくように仕向けられるか、洗面所をきれいにすることを強制されます。

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 お風呂はお湯をくんだバケツに小さいスポンジを浸して体を拭くだけだそうです。
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 マイクロソフト社が取引先に対して定めている行動規範では、下請け業者は「人道的な環境で生活の維持に必要な賃金」を支払わなければならないとなっているそうです。

 マイクロソフト社の Entertainment and Devices 部門で製造および業務担当バイスプレジデントを務める Brian Tobey 氏は、15日付けの Blog投稿で次のように述べました。「今回のレポートを受け、完全かつ徹底的な調査を実施するため、独立監査人で構成したチームが工場に向かっている。該当の工場が当社の基準を順守していないと判明すれば、適切な措置を講じる」

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