今日の気になるニュース

カラパイアの最新記事

動画・画像・ニュース紹介ブログ

アンテナ系ブログ

IQの高い人ほど宗教心や浮気心が弱く、リベラル志向が強くなる?

2010.4.5 09:00 知る面白 # コメント(-)

ああ ナショナルジオグラフィックニュースが伝えたところによると、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の進化心理学者でサトシ・カナザワ氏は、「知性や宗教心、浮気心の強弱はすべて知能の進化に関係している」という研究結果を発表したとのことのことです。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
リベラル志向や無神論は進化の結果? 

 アメリカの13歳から19歳までの青少年を継続的に調査しIQと宗教観・政治思想の関連を調べた研究結果によると、IQが高い方がリベラル度が高くなるとのこと。
 
 カナザワ氏は、この傾向は突発的な事態に対応する能力と意思といったものを発達させる中で、獲得されてきた能力であり、「この志向は、頭の良い人の脳が新しい状況にうまく適応しようとする結果、生じるものだ」と話しているそうです。

 要するに、ハイレベルの知識階級は常識や旧態依然とした考え方にとらわれない特性を受け継ぎ、比較的新しい社会的価値や行動様式を受け入れる可能性が高くなるということで。例えば、リベラル思考、無神論、夜型の生活、男性にとって浮気をしないで一人の妻だけを愛するという一夫一婦制などが該当するのだそうです。

 リベラル思考を「膨大な見ず知らずの他人の運命を気遣う」気質の現れとすると、「人類がごく最近身につけた特性だ」とカナザワ氏は語ります。歴史的に見て、人類は親密な家族や友人の幸せについて心配しても、赤の他人を心配することはなかったそうです。

 とは言え、今回の最新研究に対してほかの専門家からは、「非常に興味深い。ただし、実証されたとは言い難い」との意見も出ています。

 アメリカにあるケース・ウェスタン・リザーブ大学の心理学者、ダグラス・デターマン氏は、「今回の研究は非常に面白い。しかし知能の進化に関しては、ほかにも面白い仮説がある」と話しました。

 「例えば、“異性をめぐる競争の中から知能が進化した”とする研究である。もしそれが事実であれば、カナザワ氏の説は、リベラル派や無神論者がより性的魅力を備えているのでなければ妥当性を失う」と。

 カナザワ氏も今回採用したデータが必ずしも最善でないことは認めており、イギリスのデータも入手しつつ自説の補強に取り組む模様です。

この記事を読んだ人はこんな記事に興味があります

000

ザイーガ - TwitterザイーガのRSSザイーガのFacebook