テレビが人びとをどれほど残虐にさせることができるか?フランスのテレビ局が、番組内でミルグラム実験「死のゲーム(The Game of Death)」
2010.3.20 15:00 知る・ハプニング・衝撃 # コメント(42)

クイズ番組の参加者が「拷問者」になるという心理学的実験が、フランスのテレビで行われたそうです。番組参加者たちは、男性が叫び出すまで電気ショックを与え、さらに死んだようにぐったりするまでくり返し電気ショックを与え続けたという。
番組参加者、操作次第で「拷問者」に 仏で心理学の実験
このテレビ番組「死のゲーム(The Game of Death)」は、一見するとごくふつうのクイズ番組で、歓声を上げる観客とグラマラスな有名女性司会者が、スタジオのきらびやかな照明の下に参加者を招待。
ところがその内容は、テレビが人びとをどれほど残虐にさせることができるかを調べる心理学の実験。いわゆる閉鎖的な環境下における、権威者の指示に従う人間の心理状況を実験するという「ミルグラム実験」のようなもので、クイズ挑戦者たちにはそのことが知らされず、実験の結果はナチス・ドイツの残虐さと思わず比較するようなものとなったそうです。

このドキュメンタリー番組を制作したクリストフ・ニック氏は、番組司会者の加虐的な命令に「番組参加者の81%が従ったことに驚かされた」と述べました。
「(参加者は)命令に背く準備ができていなかった」とニック氏は解説する。「彼らはやりたくなかったし、権威者に止めるべきだと訴えようとした。けれどもそれができなかった」
■クイズ番組として募集
ニック氏と心理学者らは、志願者80人を集め、新番組のパイロット版(試作版)への出演と説明。番組の内容は、相手「プレイヤー」に質問をぶつけ、相手が質問に正解できなかったときに最高460ボルトの電流を流して罰を与えるというものだった。
実はこの相手方の男性は俳優で演技をしていたのだが、観客と参加者は知らされておらず、本物の電気ショックだと信じていた。参加者たちは気が進まない様子だったが、司会者の命令と、スタジオの観客の「処罰せよ!」の合唱に従った。相手方の男性が「放してくれ!」と叫び、また、死んだようにぐったりしても、参加者たちは電気ショックを加えるのを止めなかった。
ニック氏によると、スタジオを立ち去ったのは80人のうち16人だけで、参加者の約80%は、最大460ボルトの電流で男性に電気ショックを与え続けたという。
■実験の意義は?
番組後のインタビューで、ある参加者は、祖父母がナチスに迫害されたユダヤ人であるにもかかわらず、自分は番組で拷問行為を続けたと語った。ソフィー(Sophie)さんは、「少女のころからずっと、どうしてナチスはあんなことをしたんだろうと自問自答してきた。どうしてあんな命令に従えるのだろう?と。でもわたし自身がそんな命令に従っていた」と語った。
また、別の参加者は「相手のことは心配だった」と述べた上で、「けれども同時に、番組を台無しにするのが怖かった」と語った。
この実験は、米エール大(Yale University)で1960年代に行われた悪名高い実験をモデルに実施された。その実験では、従順な市民が虐殺に関与する過程の分析に、同様の手法が用いられている。
この番組参加者の心理を操作するような参加者の取り扱いに対しては、懐疑的な意見も表明されている。集団虐殺や全体主義を研究する心理学者で歴史家のジャック・セメラン(Jacques Semelin)氏は、司会者の指示に従うことを義務づける契約書に参加者たちが署名させられていたことを指摘した。また、従順さだけでなく、観客やカメラなどさまざまな要素が影響していると述べた。
一方、番組制作者のねらいは、テレビによる人心操作の威力を指摘することだったという。ニック氏は、「テレビが権力を乱用することを選んでしまったら、テレビは誰に対してもなんだってすることができる。絶対的に恐ろしい権力なんだ」と語った。
このテレビ番組「死のゲーム(The Game of Death)」は、一見するとごくふつうのクイズ番組で、歓声を上げる観客とグラマラスな有名女性司会者が、スタジオのきらびやかな照明の下に参加者を招待。
ところがその内容は、テレビが人びとをどれほど残虐にさせることができるかを調べる心理学の実験。いわゆる閉鎖的な環境下における、権威者の指示に従う人間の心理状況を実験するという「ミルグラム実験」のようなもので、クイズ挑戦者たちにはそのことが知らされず、実験の結果はナチス・ドイツの残虐さと思わず比較するようなものとなったそうです。

このドキュメンタリー番組を制作したクリストフ・ニック氏は、番組司会者の加虐的な命令に「番組参加者の81%が従ったことに驚かされた」と述べました。
「(参加者は)命令に背く準備ができていなかった」とニック氏は解説する。「彼らはやりたくなかったし、権威者に止めるべきだと訴えようとした。けれどもそれができなかった」
■クイズ番組として募集
ニック氏と心理学者らは、志願者80人を集め、新番組のパイロット版(試作版)への出演と説明。番組の内容は、相手「プレイヤー」に質問をぶつけ、相手が質問に正解できなかったときに最高460ボルトの電流を流して罰を与えるというものだった。
実はこの相手方の男性は俳優で演技をしていたのだが、観客と参加者は知らされておらず、本物の電気ショックだと信じていた。参加者たちは気が進まない様子だったが、司会者の命令と、スタジオの観客の「処罰せよ!」の合唱に従った。相手方の男性が「放してくれ!」と叫び、また、死んだようにぐったりしても、参加者たちは電気ショックを加えるのを止めなかった。
ニック氏によると、スタジオを立ち去ったのは80人のうち16人だけで、参加者の約80%は、最大460ボルトの電流で男性に電気ショックを与え続けたという。
■実験の意義は?
番組後のインタビューで、ある参加者は、祖父母がナチスに迫害されたユダヤ人であるにもかかわらず、自分は番組で拷問行為を続けたと語った。ソフィー(Sophie)さんは、「少女のころからずっと、どうしてナチスはあんなことをしたんだろうと自問自答してきた。どうしてあんな命令に従えるのだろう?と。でもわたし自身がそんな命令に従っていた」と語った。
また、別の参加者は「相手のことは心配だった」と述べた上で、「けれども同時に、番組を台無しにするのが怖かった」と語った。
この実験は、米エール大(Yale University)で1960年代に行われた悪名高い実験をモデルに実施された。その実験では、従順な市民が虐殺に関与する過程の分析に、同様の手法が用いられている。
この番組参加者の心理を操作するような参加者の取り扱いに対しては、懐疑的な意見も表明されている。集団虐殺や全体主義を研究する心理学者で歴史家のジャック・セメラン(Jacques Semelin)氏は、司会者の指示に従うことを義務づける契約書に参加者たちが署名させられていたことを指摘した。また、従順さだけでなく、観客やカメラなどさまざまな要素が影響していると述べた。
一方、番組制作者のねらいは、テレビによる人心操作の威力を指摘することだったという。ニック氏は、「テレビが権力を乱用することを選んでしまったら、テレビは誰に対してもなんだってすることができる。絶対的に恐ろしい権力なんだ」と語った。
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コメント一覧
1.
1なんだっけ・・・映画あったよね・・・
何か看守側と囚人側に一般人を分けたところ看守側が暴走して囚人側を拷問するという事件に基づいた映画が
2. g
2つまり人間てこんなもんだろ?ってこと?
3. シロアリ好き
3>>映画にあったよね
「es」というドイツの映画だったと記憶。
エール大学の実験てこの映画の元ネタだっけ?調べてないからわからないけどさ。
役割が人を非人道的にするよね。
「自分はこういうキャラだから」
「空気を読んで、ここはこういう対応をしなきゃ」
といった思考、人を思わぬ行動へと導く。
だから、空気読まないとか、未知のものへの畏怖の気持ちって、
人間を構成する重要な要素だと思うんだよね。
4.
4※1 『e's(エス)』じゃないかな??
5. 心理学でやりました
5>>3
ミルグラムの実験(ナチスへの考察を端に発する拷問実験)と
ジンバルドの実験(囚人ごっこ実験、映画[es]の元ネタ)は別だよ。
番組の元ネタになっているのは前者。
ミルグラムのほうの実験は
被験者は「電気ショックを受ける側」と「スイッチを押す側」をクジできめた。
くじ運次第でショックを与えられる側になる。
15ボルトから始めて450ボルトまで15ボルト刻みに電圧を上げていくよう指示する実験。
被験者には電圧がどの程度のものか、という表の提示があった。
(255〜:強烈なショック、315〜:極度のショック、375〜:危険、激烈なショックといった具合に)
権威付けがある命令者であったり、権威者がそばにいることも服従の重要な要素だが、
被験者の65%はそういう要素がなくても、命令実行に発作を起こすほど苦しんでもスイッチを押した。
「生徒」は心臓が悪い、などの前情報を与えてみてもパーセンテージは変わらなかった。
6.
6これ知識のある人ならすぐアイヒマン実験だとわかるだろうね。
まぁこのコメでもこの時点で俺も含めて二人が知ってるわけだし。
7.
7※1
1971年”スタンフォード監獄実験”
大学の講堂を刑務所に仕立て、模擬的な刑務所シュミレーションを行うというもの
ttp://x51.org/x/06/04/2439.php
8. 心理学科でした
8映画[es]の実験の元ネタになったジンバルドの実験は、「スタンフォード監獄実験」といって名前のとおりスタンフォード大学で行われてる。
系譜的にはミルグラムの実験の流れにある。ミルグラムの実験の2年後だかだし。
ジンバルドがこの実験を思いついた理由は、
刑務所が更生施設として機能していないことが端緒。
で、アルバイトって名目で75人のふつうの人を集めてやっぱりクジで囚人役と看守役に分けた。
実験が進行するにつれ、被験者に役割に応じた内面化が起きた。
看守役は看守らしくなり、看守役にのめりこみ、権力を拡大解釈し、囚人役の冗談や笑い声にさえ懲罰を設定する、食事や衛生使用なども服従への報酬とする。
といった具合に日増しに攻撃的・抑圧的・強権的な態度に変化していった。
囚人もそれに呼応した内面化が進み、多くが抑うつはじめ病的徴候をみせはじめたため、実験は予定の半分の期間で中止せざるをえなくなる。
ジンバルドは応募者の中から、心身ともに安定していて、精神的成熟度も高く、社会的な人間を選んだ。
無作為に分けただけにも関わらず実験はこの始末。
実際の監獄ではことさら、役割に応じた内面化が進み、囚人は囚人としての役割を自己のアイデンティティとすることは必然だ、といった要旨で論文は結ばれてる。
9.
9コメントなげーよ
10. 9へ
10すまん。
ただ知ってほしかった。
11. 8さん
118さんのコメント、すごく勉強になりました。ありがとうございます。
>>9のような輩がたまに沸きますが気にしないでください。根はいいやつなんですw
12.
12これをテレビやるフランスはやべえな。テレビがその影響力の危険性を指摘するなんて。
13.
1311
本人が長いことを自覚して謝ってるところにその煽りは無いわ
逆に迷惑かけてんぞ
14. .
14頭のいい人ほど内容を整理して簡潔に伝えられる。
相対性理論を小学生にも分かるように3行で説明とか。
知って欲しくても長文を読む人は少ないんじゃ?工夫してくれ
15. ほm
1511
コメントきめーよ
16.
16>>13-15
お前らほんとひねくれてるな。
どんだけ育ちの悪い親に育てられたんだよかわいそうに。
17. 世界の馬鹿
178=知ったかぶり自慢馬鹿
9=脊髄反射馬鹿
11=世間知らずピュアボーイ馬鹿
俺=こらえ性の無い馬鹿
18.
18>世間知らずピュアボーイ馬鹿
この称号うらやましいww
19.
1917が的をえた
20. りらくま
20日本にもあんじゃんかい。マン子に電流流して白目むかして泡ふかせるやつ。そっちのほうが倍残酷で倍興奮するぬら
21. m
21残虐なテレビ番組の映画なら、ダントツで『バトルランナー』
22. え
22>>19
射た
23.
23>>14みたいなこと真顔で言えるからいつまでたってもバカはバカなんだよな
三行の説明で過不足なく理解させられるものなんて無い
「無駄な長文ウザい」は同意だが短文の説明に不安を感じず、「理解できた」と思うようなやつのほうが正直面倒だ
そういう奴ほどデマに近い間違った解釈を堂々と流布するし
24.
24結局、**ごっこで終わらないって事だ。徐々にエスカレートしてくる。
狂人の真似をしていた麻原なんかが、本当に狂ったのと同じ事だな。
25.
25マスコミはこの権力・影響力を正義ヅラしながら、
確信犯的に乱用し続けてきてるってこと。
それに抗う術というか、規制する枠組みが無い。
やっぱこういう同業者が、自発的に
少しずつ問題提議しないと進まないんだろうな。
26.
26>>9
長いからといって読まないのは凄く損
その人間はそれ以上何も学べない、かわいそうな人間
読んだ上でそのコメントをしたのなら
じゃあ要約してみろよと
それにどうして読み飛ばす程度の労力を消費せずに
感情任せなコメントをする事の方に労力を費やすのかは本当に理解不能。
27.
27マジレスきめーよ
28. by
28上役に指示されると躊躇なく残酷なことが出来るってやつだな。
自分だったら絶対に電流を最大まで流しちゃうよ。
29.
29立ち去った16人から実験時の心理状態を聞きたい。
自分はそんなことしたくない、ときっぱり思えたのか。
空気読んでないよな自分…と戸惑いながらの退席だったのか。
はたまた、コレって有名な実験ですよねーwだったのか。
30.
30やっぱりフランスは凄いなぁ
31.
31たしか、ナチスでまんまこうゆう実験してた
32. たなかくん
32フランスの文化レベルは地球一。
33. ななし
33こういうのって面白い
人間の性格ってなんなんだろう
私は立ち去れる自信がないなあ…
34.
34テレビだけで言うとどんどん過激になっても「大丈夫なんじゃない?」みたいになってる気がする
それをテレビでやる事で余計に(ry
35.
35むしろそこまでお膳立てして
16人が拒否して去った、って凄くない?
日本人だったらどうなるだろう
有名芸能人(とんねるずとか)司会してて
観客は笑ってるの…
16人去ったら感動するww
36. a
36NHKでこういう人間って物をを解体するような番組だけやりまくったらどうなるんだろうって妄想しちゃうわ
絶対いやだけど
37.
37途中で演技がバレてて、参加者は長くボタンを押して番組をもりあげようとしてたんじゃないのか?
そもそも過度に人を苦しめるような装置を使用するわけない。だから安心して押せたんだろ。
38.
38「もっと強い電流はないのか?」
とか言ったやついないのかな?
自分だったら調子に乗って言いそうだけど。
39.
39クズばっか。
おれが当の加害者だったら、こうだ。
「全員解放するんだ。おれが身代わりになる。」
40.
40>39
一応バラエティの名目だから、変態行為はイカンって!
41. nlkjnlkj
41hola ºtontosssss
42. 。
42だれか6の気持ち悪さにも反応してやれ
逆に可哀想だ