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「なまはげ」にも草食化の波が・・・黙って動かない、おとなしい「なまはげ」へと変貌

2010.2.14 09:00 知る面白 # コメント(-)

なまはげ 国の重要無形民俗文化財に指定されている秋田県男鹿市の伝統行事「ナマハゲ」が揺らいでいるそうです。鬼のような面をつけ、「泣く子はいねが(いないか)〜」と、子どもを追い回す荒々しさが持ち味のはずだったのですが、地域社会の変化もあり、近年は、黙って動かない「草食系」の新世代が目立つようになったそうです。

 男鹿市では10年ほど前から、こんな光景がみられ始めたといいます。

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ナマハゲ草食化 片手間の新世代、騒がず脅さず

 鬼のような面をつけ、手には包丁、全身にわらを羽織ったナマハゲが静かに居間に入り、申し訳なさそうに猫背気味座る。迎えた高齢夫婦から「どこから来たっすか」と聞かれ、遠慮がちに「えっと……。山の方から……」。


 こんなニュータイプのなまはげが増加した理由は、ナマハゲに扮する男性の変化に原因があるそうです。地区に20代の独身が多かった時期は、伝統を引き継ぐ青年会のメンバーがなまはげに扮していたのだそうですが、今はあまり経験のない高校生や里帰りの会社員らが地区会長らに頼まれ、片手間に扮しているとのこと。10代の学生は、けがに備え、全員が傷害保険に入っているそうです。2007年には、旅館の大浴場に入り、女性数人の体を触った事件も響いたといいます。

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 また、秋田県にかほ市では、ナマハゲに似た「アマノハギ」が宿題を見るサービスを開始したそうです。

 「ウオー。冬休みの宿題やったか。見せれ」。髪を振り乱した鬼面姿のアマノハギは子どもに近づき、算数のノートを見せながら「2+9はわかるか」っと、家庭教師さながらに足し算の説明をしてくれるのだとか。

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 他にも「テレビゲームばかりしているので注意してほしい」「美容院に行きたがらないので言い聞かせて」。と、事前に親から要望を聞き、子どもに説得するバージョンもあるそうです。

 東北芸術工科大学の赤坂憲雄・大学院長=民俗学=はこうした変化の理由について「古くからの祭りは、日常生活で制御されているパワーを解放する意味があった。現代人は、祭りのパワーを上手に使いこなす知恵を失いつつある。何かトラブルがあればすぐに責任問題にして、共同体との濃密なかかわりを嫌がる。豊かな人間性への許容範囲が狭まっているのではないか」と分析しているそうです。

なまはげ映像

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