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ツイッターで書き込むドイツサイト「ベルリンの壁」を中国のネットユーザーが独占、「長城の壁」となる

2009.11.3 19:00 知る歴史・文化 # コメント(-)

berurin
 ツイッター(twitter)は140文字以内で好きなことをぼっつりつぶやけるコミュニケーションツール。パルモの場合にも変な画像貼ったり、食ったり踏んだり蹴ったりを書き込んだりして結構利用しているわけですが、ドイツ人が設立したTwitterで書き込む「ベルリンの壁」に、「中国の“長城の壁”(中国政府がインターネット検閲のために使用するサイト閲覧制限ソフトのこと)をみんなの手で倒そう!」という書き込みが中国のネットユーザーらによって大量に書き込まれ、中国で同サイトの閲覧ができなくなる騒ぎがあったそうなんです。

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「ベルリンの壁」から「長城の壁」へ 中国のネットユーザー、独Twitterを占領

 ベルリンの壁崩壊20周年記念(11月9日)を控えて設立されたberlintwitterwallは、「我々の世界をよくするために、更にどの壁を崩壊したらよいか語り合おう」というのがテーマ。「#fotw」というハッシュタグをつけて投稿すると、そのつぶやきが「ベルリンの壁」に流されて世界中に発信されるというサービス。

【Berlintwitterwall - 20 Jahre Mauerfall - Fall of the Wall - #fotw】
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 このサイトは、中国に伝えられるとたちまち大人気となり、サイト内に入ると、八割以上が中国語で書かれた投稿で、「私の望みは、一日も早く、この“万里の長城の壁”(グレート・ファイアー・ウォール:中国政府がインターネット検閲のために使用するサイト閲覧制限ソフト)が崩壊すること」、「この壁を、おれが倒す」など、「中国のネットの壁」に対する不満の声が集中しているそうです。

 今みたところでは確かに中国語の書き込みがすごい多いです。同サイトのコーディネーター、カーステン・ヘイン氏AFPの取材に、3300件の書き込みのうち、1500件は中国語で、主に中国のネット封鎖を不満とする書き込みが目立つと話したそうです。

 ヘイン氏は独メディアの取材に、中国のネットユーザーたちの活躍ぶりに驚きながらも、「中国民衆の抗議活動が行える場所になったことを嬉しく思う」とも語ったそうです。

 ある中国のネットユーザーは次のような書き込みを残しました。「急いで“ベルリンの壁”ネットにアクセスしないと、GFW(グレート・ファイアー・ウォール)によって壁の向こう側に隔てられてしまう」

 事実、同サイトを管理するBerlin GmbH社によると、先月26日夜からすでに、中国から「ベルリンの壁」へのアクセスが中国当局によって遮断されている状態にあるんだとか。今は結構書き込めてるみたいだけど、なんかなんかを突破したのかな?これが俗に言う「ベルリンの壁崩壊」ってやつなのかもしれませんかもしれません。

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