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「暴力的ゲームは子どもに影響なし」ハーバード大心理学者らによる調査結果が明らかに

2008.5.13 19:25 知るアニメ・漫画・ゲーム # コメント(-)

ゲームハーバード大学の2人の研究者によると、暴力的なゲームを体験した子どもは日常世界でも暴力的な振る舞いをするということを示すデータは得られなかったという。これは、大衆の意見の形成につながっている多くの報道とは根本から対立するものだ。150万ドルの予算で2004年に開始したこの調査は、約 1200人の子どもを相手に「Grand Theft Auto」などの暴力的なゲームと、「The Sims」などのそれほど暴力的ではないゲームを体験させ、その後の振る舞いを調べた。
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Lawrence Kutner氏とCheryl Olson氏の2人の心理学者は、暴力的なゲームをプレイすることはほとんどの子どもにとって、ストレス発散に過ぎないとの結論に達している。もちろん、暴力的なゲームを数時間プレイした後に遊び半分の攻撃性を見せた子どもも中にはいたが、武道アクション映画を観た後の子どもが見せる反応と同じレベルだった。

【暴力的ゲームは子どもに影響なし--ハーバード大心理学者が調査】

ゲーム脳だゲーム必要悪説が騒がれている昨今、この結果に対して一般論者がどう出るかが面白いところですが、ゲームをやる以前の低年齢時期に親や社会などが、きっちりした社会道徳やモラルを教育しておけば、必然的に善悪の判断はできるようになるわけで、「これは悪いこと、悪いことは実際にやっちゃいけないからゲームの中だけで」という概念が自然と生まれてくる気がするわけですが、Steven Johnson氏の著書「邦題:ダメなものは、タメになる テレビやゲームは頭を良くしている(Everything Bad is Good for You: How Today's Popular Culture is Actually Making Us Smarter)」はちょっと読んでみたいと思いました。

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